【感想・ネタバレ】リレキショのレビュー

あらすじ

「弟と暮らすのが夢だったの」という“姉さん”に拾われて、彼女の弟となった19歳の「僕」。新しい名前は「半沢良」。面接用に書いた「半沢良」の履歴書に、物足りなさを感じた「僕」は、真っ白な紙にもうひとつの「リレキショ」を書き上げる。免許・資格は「どこでもいける切符」。趣味・特技は「護身術」と「アイロンがけ」。無事、深夜のガソリンスタンドで働くことになった「僕」は、ある日、1通のラブレターを受け取る…。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

現実的な話なのにどこかおとぎ話を読んでいるかのよう。主人公と姉の関係性や偽名の理由は明かされずとも読んでいてほろ酔いな感じだった。文庫本のゴーイングアンダーグラウンドの方の解説がすごく良かった。

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2023年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

誰もが一度は感じたことがある「今、この瞬間が終わってしまうのが惜しい」という感覚を追体験できた。日常の中で見過ごしがちなそうした経験を、自分も心の中に大切に留めていきたいと思った。

個人的には、気になるところを多く残したまま呆気なく終わってしまい、後味がいいとは言えないと思ったが、それも良さと言えば良さといえるとも感じた。

0
2021年03月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

言葉のセンスと日常のラフな感じの描き方がとてもいい。中村航の雰囲気を味わえるだけでこの本を読んだ甲斐がありました。ウルシバラと半ちゃんのいい距離感。上から眺めたい距離感が本当に大好物です!起伏に富んだ作品ではないけれど、詩的なセンチメンタルな気持ちにしてくれる味わい深い作品でした!

0
2019年08月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

中村航さんの本をこの前から読み返してたんですが、
まだ、
未読な本が数冊ありましたので、
ちょっと、
本屋さんで「ぐるぐるまわるすべり台」って本の中に書いてありました。

「リレキショ」
「夏休み」
「ぐるぐるまわるすべり台」の3冊で、
「始まりの三部作」が完結すると!
全部読んでない!
と、
いうことで「リレキショ」です!

ちょっと拝借したのは、
「大切なのは意思と勇気」それだけでねたいていのことは上手くいくのよ。
と、
これいただき笑

僕はその日から、
お姉さんに拾われて「半沢良」になりました。
つか、
「半沢直樹」を思い出してしまった!
まだ、
池井戸潤は読み切った本がない。。。
途中まで「下町ロケット」を読んだんですがあわなかったんですよ。。。
半沢直樹のシリーズはおもしろいですか?
と、
戻って、
良君は深夜のガソリンスタンドで働き始めております。
お姉さんに拾われ、
同居し、
たまに飲んで、
自転車こいで、
ガソリンスタンドで働いて、
体操して、
日々を過ごしております。

同居してるお姉さん(半沢橙子)は謎がたっぷり。
友人の山崎さんも謎がたっぷり。
ウルシバラさんも謎がたっぷり。
つか、
「半沢良」が「星川」って聞いて個人的にびっくりしたね。
ちょっと、
シンクロニシティがあってびっくりしたね。

さすがのデビュー作ですね。
まだまだ、
「中村航」になってない感じがします。

「100回泣くこと」とか、
「僕の好きな人が、よく眠れますように」とか、
「絶対、最強の恋の歌」とか、ちょー恋愛小説なんですが、
まだ、
純文未満恋愛小説未満なんですよね。
ちょっと、
どっちつかずでどうしようって感じでした。
読めないことはないけど、
「中村航」さんが初めての人ならこの本であきらめないで!
何回目かの「中村航」さんなら途中で挫折しちゃっても仕方がないかな?

お姉さんと、
山崎さんの出会いとか「意味が分からない」けど、
だいたいが謎のままなんですが、
明かされてる謎の一つなんで意味があるようだけでもわからない感じが、
また良い。

ウルシバラさんみたく、
アタックするのって有効なんでしょうかね?
やってみたいけど、
僕は美少女じゃないから微妙よね。
美少女だったらやってる!
しかし、
なかなかなっデートコースでした!
僕じゃ思いつかない!
つか、
似ているようで似てないんですよね。
僕も、
ウルシバラさんみたいな感じですが、本質的に違うんでしょうな。
気になった方はデートしよ笑

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2016年06月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ここでおわんの?ってかんじだった。せっかくウルシバラさんも山崎さんも加藤さんともお姉ちゃんとの関係の輪郭が現れだしたのに。そういうもんといえばそうかもしれないけど。でも出自はわからんかった。どんな経緯でリレキショを書くことになったのかも。それがわかるんかなともおもったんやけど

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2013年09月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ふわふわ,ほのぼのした作品

なんというかしっくりした結末が用意されているわけではないけれど読んでいて“いいな”と思う点が多々あった.

言葉選び,雰囲気の作り方はうまい


ほっこりする作品

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2013年01月20日

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