【感想・ネタバレ】ジャーニーシフト デジタル社会を生き抜く前提条件のレビュー

あらすじ

■書籍紹介 / 著者・藤井保文よりメッセージ
「ジャーニーシフト」とは、顧客提供価値が時代によって変質したことを示した言葉です。一文で示すと以下のようになります。

顧客提供価値は、「モノや情報の提供」「瞬間的な道具としての価値」から、ありたい成功状態を実現させ、行動を可能にさせる「行動支援」に変わっている。

これは言い換えると、「ユーザにとって何かしらの行動やアクションを可能にしていなければ、企業として何の価値もない時代」になってきているということでもあります。自分の中でどれだけ受け止め、理解したり解釈したりしても、世の中に対して発信や貢献をし、社会やコミュニティーに干渉しないと、意味がない時代になってきているのです。

本書は、世界の潮流から新たな変化を読み解く本です。社会のビフォアアフターを書いたこれまでのシリーズに対し、提供価値のビフォアアフターを書いたものがこの『ジャーニーシフト デジタル社会を生き抜く前提条件』です。

DXやOMOから、SDGsやパーパス、Web3やメタバースなど、次々と現れるバズワードは、1つの大きな潮流【提供価値の行動支援化】を示しており、その中には2つの特性【利便性の進化・意味性の進化】があります。本書を通してこれらを整理し理解することが、変化の速い時代の道しるべになるのではないか、と考えています。読んでくださった方の仕事や生き方において、さまざまなバズワードに埋もれて身動きが取れなくならないよう思考しアクションしていくための、コンパスや道具になることを願っています。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

以前の「アフターデジタル」が海外事例や利便性を中心に書かれていたが、意味性も含めた行動支援が日本でも有効なのでは?が書かれた一冊なのかな?
なんとなくですが、わかっていることをすべては書かずに寸止めされてる感もある。(続きはコンサルで的なw)
全体的にビジョン的な話が多いので、巻末の対談での深津さんのドライな視点が締めてくれてる感がありました。

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2022年12月27日

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