【感想・ネタバレ】南町 番外同心3 清水家 影指南のレビュー

あらすじ

若様に来るべき時が来た!
南町の名奉行根岸鎮衛が若き日に玄界灘の島で受けた数奇な体験!
シリーズ第3弾!

元老中で御三卿絶やす徳川家の出の松平定信は、御三卿清水徳川家の三代目当主菊千代の拳法指南役に番外同心の「若様」を推挙。

「若様」ら三人の番外同心が九州への遠国の旅から江戸に戻ってきた。南町の名奉行、根岸鎮衛が五十年前に玄界灘の荒海を越えて辿り着いた孤島で受けた彫物について調べたことを報告するためだ。彫物は背負いし者が生まれながらに持てる力を、よりよき形で顕現せしめる祝福の文様――とか。報告を心待ちにしているはずの奉行は、実はさる所に閉じ込められて……。

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Posted by ブクログ

家斉の父の野望は、有望な資質を持つ徳川清水家の菊千代でさえ、自分のコマとして使おうとしている。
もはや幕府の要衝を離れた定信ではあルガ、どうしても菊千代の行末を危ぶんで、みづからを守る手立てを与えたいと、自衛のための拳法を若様に委ねる。

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2024年01月30日

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