【感想・ネタバレ】神々の宴 オーリエラントの魔道師たちのレビュー

あらすじ

本の魔道師ケルシュが町で拾った少年は狐に似た獣を連れていた――「ジャッカル」、瀕死の者を助ける生命の魔道師が向き合うことになった過去の亡霊とは――「ただ一滴の鮮緑」など、全5編の短編を収録。自らのうちに闇を抱え、人々の欲望の澱を引き受け、黒い運命を呼吸する魔道師たち。ときに迫害を受け、ときに体制に反抗する人々に手を貸し、栄光に包まれることもなく、賞賛を浴びることもない、そんな市井に生きる魔道師たちの姿を描く短編集。巻末にこれまではっきりとは描かれてこなかった、オーリエラントの神々についての資料を付す。/【目次】セリアス/運命女神(リトン)の指/ジャッカル/ただ一滴の鮮緑/神々の宴/あとがき――神々の存在

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ただ一滴の鮮緑
チャファの葛藤に惹かれる

神々の宴
少年の背骨の中心に柱となる
この言葉がとても好き。

0
2023年04月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【収録作品】セリアス/運命女神(リトン)の指/ジャッカル/ただ一滴の鮮緑/神々の宴

平穏な暮らしを望み、人として平等であることを願い、助けを必要としている人を助けようとする。そんなまっとうな魔導師たちの日々を描く。報われることも、報われないどころか狡猾な敵の扇動に乗った隣人たちに襲われそうになることもある。それでも己の矜持を守り、良き魔道師たらんとする彼らの姿のなんと尊いことか。
幸い、この短編集は心穏やかに読むことができる。

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2023年04月18日

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