祖母はバツ3、母はバツ2、姉はシンママ。女だけの家で育った山田 三葉(やまだ みつば)。
学年主席の秀才である彼女の夢は幸せな結婚をすること!
そんな三葉はある日、同級生の金髪男子 窪 龍之介(くぼ りゅうのすけ)の右手にひびが入る怪我を負わせてしまいます。
お詫びとして窪のパシリをすることになった三葉。
不良っぽい窪君に最初は怯えていましたが、彼と話すうちに本当の姿を知り…。
三葉は幸せを掴むことができるのでしょうか…?
中々に男を見る目がない山田家の女たち。
男性に対する夢は抱けなさそうな家庭環境ですが、三葉はかなり夢見る乙女。
「将来は結婚したい」という願望を抱きつつも、実際にどんな男性ならいいのか解らずにいました。
自分の好きなものを好きと言えない三葉ですが、窪君だけは輝いて見えるように…。
窪君と仲良くなるために柔道部のマネージャーになったり、窪君の勉強のサポートをしたり…頑張る姿を見ると彼女の恋を応援したくなります!
一方、その髪色のせいで周りから誤解されがちな、窪君。
見た目チャラそうながらも柔道男子というギャップがたまりません。
若干言葉足らず…というか、誤解されても弁解しないため悪評が独り歩きしているところに不憫さを感じるのですが、そんな不器用なところもポイント高いです!
この物語は三葉と窪君が中心ですが、忘れてはいけないのが中学時代に柔道部で窪君と会っていた現サッカー部に所属する好青年 広瀬 大晴(ひろせ たいせい)。
広瀬君は、実は三葉のことが好きという…!!
世間的には窪君よりも広瀬君の方が圧倒的にウケが良さそうなのですが、そんな彼から思われているなんて三葉は全く気付く気配もありません。
三葉の思いは窪君に届くのか?
そして広瀬君の思いに三葉は気付くのか!?
湯木のじん先生が繊細でキラキラしたタッチで描くピュアな恋。
「恋に恋したっていいじゃない!!」そう思えるラブストーリーです。
感情タグBEST3
癒される
元々作家さんのファンでデビュー当時から作品を読み続けています。今回も期待以上に可愛い!これからどんな風に話が展開していくのか楽しみです。
愛情
そんな真っ直ぐな愛情を注がれたら窪くんも、あれ…もしかして俺のこと好きなのかなと気づくよね!?そう思いつつも不安な気持ちもある窪くんサイドもぜひ読んでみたい。
新入生代表の挨拶をするくらい秀才な三葉ちゃんが、恋愛に対しては理想が高い割にチョロいところがカワイイです!
窪君がどんな子なのか興味が湧きます
匿名
才女の三葉の夢は大好きな人と結婚して素敵な家庭をもつこと。
なのに好きになってしまった相手は不良っぽい子。
細かい笑いが随所随所に織り込まれ面白く今後の展開が楽しみ。
気になる
絵がふんわりとしていて女の子は可愛く、男の子はかっこよく、とても読みやすかった。
勘違いされやすい窪くんと距離を縮めたように見えて、あの終わり方だったので続きがすごく気になります。
匿名
読み応えあり
山田三葉は高校一年生の女の子。
入学式で入学生代表として登壇し挨拶をする彼女の家である山田家は完璧な女系家族である。
祖母はバツ3、母はバツ2、一番上の姉は恋愛に興味なし、二番目の姉は高校中退のシングルマザーという家には男の気配がまったくない。
家の中に流れる雰囲気は自立という感じであるがそんな家に生まれ育っている三葉にはある夢がある。
それは自立というより誠実な男性と一緒に歩む幸せな家庭というものだった。
表には出していないので気づかれていないがそういう夢を密かに抱いている三葉はある日、校内でも評判のよくない金髪男子の窪龍之介にけがをさせてしまったことから彼のパシリのようなマネをすることになる。
その中で窪が見た目と態度から実際よりも悪く見られていることに気づき……。
二人のモダモダとした関係が楽しめる作品だった。
匿名
湯木先生の作品なので
アスリート系のやんちゃでもある男子と、
凛とした主人公。
個人的に漫画で読みたい主人公達ではないかな、
って感じではあった。運動部系の青春とかなら
でも湯木先生の作品なので気になります。
先の話を試し読みしたら、主人公の好きな人に対する表情が可愛かったから、そういうの期待したい。
なんて言うか…面白い‼︎
まだ試し読みを始めたばかりですが、ハマりそうです!気に入りました!
山田さんと窪くんの雰囲気も好きだな!
がんばれ
どんなに優秀でも、理想通りの人生とは限らないものね。
高校生の狭い世界の中でも、ひろーい視野を拡げて欲しいな。