【感想・ネタバレ】二十歳の原点 [新装版] 二十歳、最後の日記のレビュー

あらすじ

本書は1970年代に若者たちの間でベストセラーとなった高野悦子著『二十歳の原点』三部作の『二十歳の原点』新装版です。二十歳と6か月で、その生涯を自ら閉じた著者が最後に過ごした半年間を克明に綴った日記です。若さゆえのさまざまな悩みを抱え、つねに自分自身に問いかけ、自己に求め続けたその姿は、時代を超えて、私たちの胸を打たずにはいられません。痛々しいまでの純粋さとは、普遍性を持った文学的なテーマであることを思い出させてくれるはずです。新装版は、当時の時代背景を知らない世代にも読みやすいように一部脚注を付しています。また、著者が実際に日記を綴っていた大学ノートが横書きであったことを考え、より“個人の日記”という雰囲気を感じていただくために横書きの文字組デザインに変更しています。帯の推薦文は「やっぱり好きなんだと思う。自分が空っぽになるくらいに泣いたから。――佐藤江梨子」。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

村上春樹の『ノルウェイの森』、その映画版を見ている時に、ふと高野悦子とこの本のことが思い出されたのだけど、この二人はどちらも同じ1949年生まれ、そしてこの2冊はどちらも同じ時代の大学の雰囲気を色濃く残している。

といっても私は彼らの子ども世代より、まだ若い。この時代の虚無と自殺の描かれ方には、どうしても共感できない部分がある。

十分なレビューとはとてもいえないけど、とりあえず今の自分には、ここまで。

0
2012年09月14日

「ノンフィクション」ランキング