【感想・ネタバレ】龍は乱れるのレビュー

あらすじ

飛(フェイ)は、大龍(ターロン)と正妻の尊夫人(スンフーレン)との間に生まれた子供だった…。その事実に気づいたマクシミリアンは、確証を得るために過去の書類を探り始めた。『白龍(バイロン)』の奇行や、白龍屋敷と花路(ホワルー)の確執などで、しだいに街はざわめき始めている。それを機に、これまで沈黙を保っていた東州茶房(とうしゅうさぼう)主人が、積年の怨みを晴らすべく行動を開始した。激動の運命にまきこまれた飛が、街のために下した選択は…!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 飛は、大龍と尊夫人の間に生まれた子供ではないのか……?
 その疑惑に気がついたマクシミリアンは、確証を得るために、過去の書類を探り始める。
 一方の飛は、自分とマクシミリアンの因縁から、何とか白龍から距離を置こうとする。
 それを許せないマクシミリアンが、いくら呼んでも来ようとしない飛の代わりに、今度は東州茶房主人を囲棋の相手に……と呼び寄せる。
 それを勘違いした飛は、白龍屋敷へと乗り込み、大立ち回りを演じてしまう。

 何とか花路へと帰り着いた飛だったが、それを花路を守るために、飛の下した結論は!?

 という話でした。
 いやー……なんかもう、つらくて見てられないので、なかなか読むのがはかどらないんですが……。
 一回、読んでるからこそ、この辺りがとってもつらいターンなのがわかっていて、本当になかなか進まなくて困ります。

 そういうわけで、飛が何とかマクシミリアンから逃げようと必死で、マクシミリアンはそんな飛を逃がしたくなくて必死で、のすれ違い。
 挙句、最後の最後に、飛を攫って逃げ出したマクシミリアンは逃げ出してしまう……という。

 そして、本当の黒幕であった、東州茶房主人が動き出して……と。
 飛の懊悩に胸が痛くてしょうがないですが、そこを乗り越えれば、まぁまぁなハッピーエンドが待っているので、飛には頑張ってもらいたいです。

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2012年06月10日

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