あらすじ
四龍島(スーロンとう)は、その名のとおりに『青龍(チンロン)』『白龍(バイロン)』『朱龍(チューロン)』『黒龍(ヘイロン)』と呼ばれる四人の主が統治する島。白龍市の後継者・マクシミリアンは、妾腹の生まれゆえに『半龍(ハンロン)』と呼ばれ、侮られていた。しかし、歓楽街『花路(ホワルー)』の頭・飛(フェイ)は、彼の瞳に常人とは違うものを感じる。二人が出会うとき、運命は鮮やかに輝きはじめる。疾風怒涛のカンフーアクション!
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敬愛する作家の一人、真堂樹の中でも一番好きなシリーズです。
この人の文章は流れるようで美しい! 別シリーズのギャグものは、若干名残がある程度でかなり普通の言い回しだった記憶があるので、もしかするとこの人は文体とかその辺を自由に変えられるのではなかろうか。
私が総受けは好きではないので飛お前…! となることはありますが、とにかく会話の応酬がとてもよいです。直球勝負よりシチュエーション萌え重視傾向なので、そちらの意味でもごちそうさまでした。
個人的に、人間的にマクシムにとてもすごくあこがれます。が、私の好みのキャラは万里です。
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四龍島シリーズ、第1巻(本編全25冊)
中華な島の、激情溢れる物語。
清廉な飛と、性悪の主人マクシミリアンの邂逅です。強く激しい想いに、心を攫われる心地がする珠玉の1冊です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『あんたでなければ、だめなのだ』
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四龍島シリーズの第一巻。花街の猛者たちを束ねる飛と、白龍市の主マクシミリアンの妖しい(笑)関係にどきどきします。全25巻完結で、現在は一年に一冊外伝が出てます。
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長い長いシリーズの幕開けとなるこの一冊。
色街・花路の頭である飛と、白龍の街を統べるマクシミリアンとの、精神面に置いての強烈な出会い。
ただ一人の龍を戴くために走る飛。
一気に、夢中になって読めてしまう1冊です。
Posted by ブクログ
一回、これ、最後まで読んでるんですけど……最後まで読んでからもう1回読んで、改めて、「あぁ」って思う部分がたくさんある。
ぶっちゃけちゃうと、最後までこのじれったい関係のままなんですが、今まで「もうちょっとくっついてくれるかもしれない!」って期待しながら読んでたんだけど……。
「あぁ、これは、無理だわ」
と、読み直してみてはっきりわかりました。
うん。「無理」ってフラグちゃんと立ってるよね。
読み飛ばしてましたわ、ははは……(笑えない)
でも、この皮肉の応酬、嫌いじゃないですよ。
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四龍島シリーズ第1巻。
細腰&女装もできるというか、女装くらいしか人並以上にはできていない美形の飛(フェイ・推定17、18歳)は、白龍市(ばいろんし)の色街・花路(ほわるー)を仕切る猛者たちの頭(とう)。
性悪ご主人様マクシミリアンとの記念すべき出会いの1冊。
まだぎこちない二人、と思いきや、熱烈に「あんたじゃないとだめだ」宣言などもあり、人工呼吸もあり。
全巻読破した後に立ち返ってもおいしい。