【感想・ネタバレ】「笛吹き男」の正体 ──東方植民のデモーニッシュな系譜のレビュー

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Posted by ブクログ

後半のナチスとの関わりは、ちょっと広げ過ぎな気もするが、後書きを見ると、作者もそう思っているらしい。

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2024年05月05日

Posted by ブクログ

 阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男』を読んだのはうん十年前のこと、伝説としての興味深さもあったし、中世ドイツの社会を丹念に追いかけるところが読み応えがあったとの記憶がある。

 本書は、「笛吹き男」は何者であり、また失踪した子供たちはどこへ行ってしまったのか、との謎を解明する前半部分と、ドイツ史を貫く東方植民運動、就中ナチスの東方植民政策に光を当てる後半部分とから成っている。

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2022年11月24日

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