あらすじ
アラフィフ、独身、持病あり。
震災、離職、両親の介護、そしてコロナ禍。
岩手県宮古市在住男性が、愛しい景色と日々の無常をあたたかな筆致で綴る珠玉のノンフィクション。
私も母の介護をしたのでよくわかる。介護にはドラマはないのに、寄せては返す波のように、絶え間なく問題がおこる。しかも予想がつかない。
それを、いかにも深刻そうに描いた作品はたくさんある。でも当事者はどこか脱力してもいる。自分のことなのになんか他人事っぽい。
そこを作者のちほちほさんは絶妙に描いている。だからなおさら凄い。(保坂和志)
★第2回 トーチ漫画賞「準大賞」受賞作
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
80歳を過ぎた両親、特に父親の介護が徐々に始まって行く経過が描かれていきます。初めての経験に戸惑ったり、苛立ったりする事もありますが、やはりユーモラスな視点を忘れずに淡々と描写して行くところに凄みを感じます。巻末の保坂和志氏の解説もまた素晴らしいです。
Posted by ブクログ
震災編に続いて介護編も読んでみた。
やはり、淡々と日常が描かれている。
両親が80代。
我が母も今年81になったので、他人事ではなく。。
介護の日常を垣間見ることができた。