【感想・ネタバレ】水まきジイサンと図書館の王女さまのレビュー

あらすじ

『デフ・ヴォイス~法廷の手話通訳士』(文春文庫)で話題をさらった丸山正樹氏、初めての児童書。「デフ・ヴォイス」シリーズとして、その後『慟哭は聴こえない』(東京創元社)など続篇を刊行中。本作は、そのスピンオフ版として書かれたもので、コーダ(ろう者の両親の家庭で育った聴者の子ども)である主人公の手話通訳士の再婚相手の子ども美和と、シリーズ2作目に登場する友だち英知の学校を舞台に繰り広げられる。「水まきジイサン」「図書館で消えたしおり」「猫事件」「耳の聞こえないおばあさん」などのストーリーが、ミステリーの要素も加わり、少しずつリンクしていく。美和は義父から習った手話が使える。発達障害や場面かん黙症という特性をもつ英知も、人前で話すことができないが手話を習得していて、二人の会話は手話である。オリジナリティあふれる物語。謎は解けるのか! 巻末に手話の説明付き。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

義理のお父さんが手話通訳士の「アラチャン」はまぁわかる。
でも、お母さんの勤め先が「ケイサツショ」の 「ケイジ」って設定、必要?と思っていたら…
もともと「アラチャン」主人公の『デフ・ヴォイス』シリーズのスピンオフ作品ということで納得。

初読みの作家さんだったので、このシリーズを始めから読んでみようかな。

でも児童書に分類されているので、やっぱり、うーん。
終わり方が中途半端なので、本編に続いているのか??

これは指文字よりあとがきが必要だったのでは。

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2022年09月11日

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