【感想・ネタバレ】時ありてのレビュー

あらすじ

時を超えて彷徨う二人の男の物語。英国SF協会賞受賞作 戦記ノンフィクションを専門に扱う古書ディーラーが、即売会で手にした一冊の詩集『時ありて』。彼は詩集に挟まれた手紙に書かれた事実を追ううちに、第二次大戦の戦火を生きた二人の男をめぐる迷宮を彷徨うことになる。英国SF界のレジェンドによる傑作時間SF

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Posted by ブクログ

ネタバレ

雰囲気が良い。映画向きだと思う。
詩を意識しているのか、単語の羅列や意味深な言い回しが多くて想像が難しい。
SF部分も結局はっきりわからない。実験に巻き込まれて時間旅行者にならざるを得なかったって感じ。
ラブストーリーさも物足りない。語られないところにあったと思うが、そこを語れよって感じ。恩田陸の「ライオンハート」のほうが好きかな。
ELの正体もだろうな、というか、まあ同性愛以外普通のあるあるSF。
雰囲気と現代イギリスと、この手紙の主は誰だ?という謎解きの雰囲気が面白いかな。不死者かな?という可能性に最初に行くのが面白い。親子とか兄弟とかと思わないのかな……。

0
2023年03月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

古書店のエメットリーが手に入れた本「時ありて」に挟まっていた手紙から物語は始まる。トムからベンに宛てた恋文。その二人を探すこと、歴史の流れ、隠された史実、そして時間旅行者へたどり着く。量子力学が登場しグッと科学的になるが、なかなか共に過ごせない恋人同士の悲哀もあって、美しい物語になっている。

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2023年02月28日

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