あらすじ
小説家の晴樹は、初恋の男性編集者の裏切りからデビュー元を離れた過去を持つ。恋愛願望を一切なくした作家生活十二年目、作品がドラマ化されることになった。しかも主演は推しの若手人気俳優・三島鼓太郎。対談企画で顔を合わせた鼓太郎はテレビで見るより魅力的だった上、「友達の一人に加えてほしい」と晴樹との距離を詰めてきた。親しくなるうちに惹かれていく晴樹だったが、鼓太郎から告白されてしまい……?
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
いまどきのイケメン俳優×ラノベ出身小説家
受けは15歳でラノベデビューした小説家。そこそこな売り上げを誇る彼にある日ドラマ化の話が舞い込む。しかも主人公は推し俳優の攻め!じつは受けの小説のファンだった彼は、大好きな作家先生とお近づきになりたくてグイグイ接近する。ちょっとアホで人懐こい攻めを前にグラグラする受けだが、過去の恋愛の失敗からなかなか心を開くことができず…。
受けの過去の恋愛話が切なかったなあ。元彼の本心の描写はなかったけど、彼もそこそこ好きだったんじゃないかなあと思ったり…。
子供のように天真爛漫な攻めがグイグイくるのがめっちゃ楽しかった。
Posted by ブクログ
スピンオフということですが、「ずっとここできみと」は未読です。が、十分楽しめました。
すごく好きです。良かった〜。
月村先生の書く軽妙な会話が楽しいです。読みやすくてどんどん進みます。
竹美家らら先生の挿絵もかわいい♡
鼓太郎がとっても魅力的。屈託なく天然でちょっとおバカなイケメンカメレオン俳優なんて、最高じゃないですか。しかもグイグイくる。
そんなに真っ直ぐにグイグイこられたら、もう好きになるに決まってるじゃん!
そして、担当編集者の的場さんも。めちゃキュートです。
晴樹は、生い立ちだけみたら、かなり可愛そうな気がします。ある意味ネグレクト。でも、それよりも初恋の大失恋の方が傷が深いんだよね〜。
色々葛藤はありつつも、そんな葛藤吹っ飛んじゃうくらい、やっぱり鼓太郎は魅力的です。
最後、過去の相手との関係が少しでも癒えてよかったです。さすが、悪い人じゃない。
もう、とにかく安心して読めました。全部がハッピーな感じで、読んでいて幸せな気持ちになりました!