【感想・ネタバレ】アジャイルメトリクスのレビュー

あらすじ

開発に関わる全工程の詳細を定量化し
より強く、より高パフォーマンスなチームへ

【本書の内容】
本書は
Christopher W.H.Davis, "Agile Metrics in Action",
Manning Publications 2015
の邦訳版です。

アジャイル開発は、その特性である「反復」によって、経験に基づく継続的な改善に最適な開発手法です。

この手法に、追跡システム、テストおよびビルドツール、ソース管理、継続的統合、およびプロジェクト
ライフサイクルといったさまざまなコンセプトとツールを援用することで、製品やプロセス、
さらにはチームそのもののパフォーマンス改善できる豊富なデータを入手できます。

本書は、そういった実際に生成されるデータを計測し、結果を的確に分析し、効果的な対処法を指南してくれます。

パフォーマンスや進捗度合いなどを定量化することで、経験値による知見だけではなく、
より合意しやすいチームへと組織や方法論を改善してくれることでしょう。

【読者が得られること】
・プロセスやタスクを定量化できるようになる
・定量化したデータから現状を正確に把握できるようになる
・コミュニケーション、生産性、透明性、士気を向上させる
・客観的にパフォーマンスを測定する


【著者について】
Christopher W. H. Davis(クリストファー・M・H・デイビス)
ソフトウェアエンジニア。20年以上にわたり、旅行、金融、ヘルスケア、通信、製造業などの分野で開発チームのリーダーを務め、
世界中のさまざまな環境で多様なチームを率いてきました。
熱心なランナーでもあるクリスは、妻と2人の子供とともに、オレゴン州ポートランドの美しく雄大な太平洋岸北西部を満喫しています。

※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

以前のチームにいたときに出版されていたら読みたかった本w

次にこの手の分析を担う立場で入った際は、是非参考にしたい本です。

0
2023年02月04日

Posted by ブクログ

アジャイルな開発に特有なメトリクスの話だと思うと肩透かしにあう。どちらかというと、アジャイルな開発においてチームや個人のパフォーマンスをより数値的に評価したりチームの外部に説明したいと考えている人に、従来からあるメトリクスを組み合わせた評価方法を提供するような内容である。

開発プロセスごとのメトリクスを提案して全体像がわかりやすく書かれている点はよかった。

略語が多い、数式の定義が微妙、白黒のグラフの読み取りが難しい、など気になる点がいくつかある。

0
2022年11月12日

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