【感想・ネタバレ】敗走記のレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

戦争を生き抜いた著者がつづる生と死の物語
戦記ドキュメンタリー完全復刻!

昭和19年、南太平洋ニューブリテン島中部、部隊は壊滅的打撃を受けたものの、ひとり生き延び、仲間の鈴木と合流することに成功する。そして断崖を通り抜け道なき道を進み、敗走を続けた。敵に追われ、飢えや渇き、暑さに苦しみながらも九死に一生を得た著者が綴る、生と死の物語。戦記漫画の傑作を6編収録。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

■敗走記
原住民に付け狙われながら、ひたすらひたすら岸壁やジャングルや海を逃げる逃げる逃げる。
雄大な自然背景がすごい。

■ダンピール海峡
血のしみ込んだ軍旗を守り抜くという使命。
しみ込んだ血から過去の戦士を幻視する。
果ては幽鬼のような見た目になろうとも。

■レーモン河畔
ホセの娘ふたりを、さてどうするべきかと男ちが右往左往。
結局は逃がしてやるということになる。

■KANDERE
原住民の娘とねんごろになったおかげで、原住民から食料を得る。
酋長はしかしスパイを働こうとしているので、思い切って結婚してカンデレ(同族)となる。
戦局は進んで……。

■ごきぶり
逃亡兵士が捕まって死刑。ごきぶりのように逃げ回った人生だと感慨。

■幽霊艦長
夫婦で連合艦隊の模型づくりを趣味にしていたと自伝にあるが、それも仕事に活用。

0
2019年10月03日

「歴史・時代」ランキング