あらすじ
「こうしなさい」「はやく!」「どうしてできないの?」と、いつも言っているのに効果なし。もっと「やる気」を出してほしいのに――というお母さん、お父さんへ。命令や叱言のかわりに、今日からは「質問」を投げかけてみませんか? 問いかけるだけで、やる気と能力と夢を引き出す――本書は、そんな「魔法の質問」を厳選し、親子コミュニケーションに役立つノウハウとともに紹介します。「この勉強が終わったら、どうなっていたい?」「夢に近づくために、今週できることはなに?」「どのようにすればいいと思う?」「ほかには?」「どうやったら、もっとワクワクチャレンジできる?」など、質問はそのまま使えるものばかり。質問の目的や聞くタイミング、その効果がもりこまれた、著者たちの経験に基づいた具体的エピソードは必読です! 勉強もすすんでやる子、自分で考える力のある子に育ってほしい! そんなときに親がやるべき大切なことに気づく一冊。
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Posted by ブクログ
チェック項目15箇所。子供たちのやる気を引き出す魔法の質問とはどんな質問なのか?質問≠すぐに答えを出す。質問=親子が一緒に考え互いに成長するもの。心得・・・答えはすべて正解、答えはすべて受け取る、答えは出なくていい。質問は誰が言うかが決め手。この人が投げかける質問なら答えたいと思ってもらうには?前向きの失敗・・・未成功。なにかあった→なにがあった?汚い言葉を使っていたら・・・どんな言葉を言われたら嬉しいかな?親からいい言葉を使う。確認と修正のための問いかけ・・・本当に?(相手は)どんな気持ちだったと思う?(大人になったつもりで)今何しているの?明日はどんな一日にしたい?失敗するとしたら何が原因?組み合わせると何ができる?2択→足し算。私みたいになりたい?どんな気持ちになりたい?
Posted by ブクログ
質問家 マツダミヒロさんの子供の「やる気」に対する質問集。
この方は「魔法の質問」からやる気、きづきを引き出すことを生業としている方です。本書では、ぐさっと来る質問があり考えさせられます。
本書では、
どんな答えもすべて正解
答えは全部「そうだよね」で受け止める
答えはださなくてもいい。考えることに価値がある
として子供たちに質問することで子供たちの世界を広げるといってます。
一番、ガツンと来たのが
「今日楽しかったことは、なにがあった?」
の質問。
「なにか」ではなく「なにが」がポイント。このニュアンスの違いは驚きです。
たしかに、自分は「なんかあった?」って聞いていました。楽しいことがあることを前提として「なにがあった?」と聞き、毎日の楽しいことを探すこの質問はすばらしい!
また、
「この勉強が終わったらどうなっていたい?」
自分でゴールを設定させる(考えさせる)ことで、主体性と意欲を引き出す質問です。
もちろん、これは仕事でも使えます。
「うまくいっていることはなに?」
子ども自身が自分自身にOKを与えられる質問。
たしかに、普段出来ないことばっかりを親が文句言っています。自信をなくしているかもしれません。
そして、これに答えてもらうことで、ほめることも出来ます。
いい質問です。
日本語って大事だなって思います。
忘れないように、ここに質問全部メモしようかと思いましたが、それはやめておいて、心のメモにメモすることにします。