【感想・ネタバレ】コミック昭和史(8)高度成長以降のレビュー

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Posted by ブクログ

昭和59年3月〜60年2月の森永グリコ事件を「怪人二十一面相」という章タイトルも使ってかなり大幅に取り上げていた印象。それほど大事件だったんだなって。

作者あとがきではどうしても戦争の当事者としての印象が強すぎて、全8巻のうち太平洋戦争の占める割合が大きいとおっしゃっている。それも仕方のないこと。

まさに晩年は、『論語』の“五十にして天命を知る”“六十にして耳順う”“七十にして心に従いて矩をこえず”の通りの生き方をしているようでした。

鬼太郎が生まれるに至った水木先生の妖怪の世界観について触れられて良かったです。

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2023年12月11日

Posted by ブクログ

第8巻 高度成長以降

万国博とハイジャック
美女エプペ
帰還兵たち
田中角栄と日本列島改造
家ダニのような生活(心象風景)
ロッキード事件
開放なき自由業(いや、不自由業)
安定生活の中での頽廃
再びトペトロの村へ
奇妙な豊かさ
平凡な日々と空想
怪人二十一面相
天皇崩御とリクルート
「戦争中の恩が返ってきてうれしい」

所々過去作の焼き直し?あれど、この熱量よ。

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2022年12月28日

Posted by ブクログ

人間なんて結局、なんでもないものなんだ。

それにしても人は子どもの頃から大して変われないものなんだな。

お金に余裕ができて以後の水木しげるの世界は、彼の仕事場と漫画の世界でほとんど完結しちゃってるみたいだ。無理もないけど。

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2016年09月24日

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