あらすじ
■突然ですが、御社の採用はうまくいっていますか?
○どんな人を採ったらいいのかわからない
○年間の採用計画などはなく、場当たり的な採用をしている
○紹介会社頼みの採用になっている
○面接は盛り上がるが合否がつけられない
○離職率が高い
○ほしい人材からの応募がない
○採用費がかさんで気が重い
などなど、お悩みがあるのではないかと思います。
■私は、前職のITベンチャーでたった1人の人事として、
1年半で68人を採用、1人当たりの採用コストは
3万9725円でした。
この実績から「採用モンスター」
という異名をつけられたほどです。
お金のことも深刻ですが、
相手の人生がかかっている
「人のこと」でエラーをすることは
避けなければなりません。
予算ゼロでも最高の人材が採れる
「まちがえない採用」を
ぜひ一緒に実現しましょう!
■本書の内容
はじめに
・第1章 人事は特殊技能が求められる技術職
・第2章 採用は効率化すればするほどマッチングから遠ざかる
・第3章 いまどきのイケてる人材はソーシャルの海にいる
・第4章 入社を左右する!「面接官の印象」
おわりに
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
採用に関する本ですが、まずは社内の状態に目を向けるように促すところから始まっている点から、きちんと本質から触れている内容だと思い、共感を覚えました。
著者も言っている通り、「出血しているところに輸血してもダメでしょ」という言葉そのままだと感じました。
そして実際の採用の話に入っていくのですが、実際に著者が採用成功に至るまで、どのように取り組まれてきたのか、詳しく書かれていたのが良かったです。
そして、改めて採用という仕事は地道でかつ粘り強くやっていく必要がある仕事だと感じました。
会社が続く限り採用も続いていくと思います。そのため、採用期間のみの繋がりではなく、長く繋がりを持ち続け、タイミングがきたら採用できる土壌を作っていくことの重要性を感じました。
Posted by ブクログ
従来型の、さまざまな媒体を使用しての求人→面接→採用というスタンダードな流れを再構築し機能的に洗練させるというのが全体を貫くテーマになっている。
ネットとかSNSなど特定の媒体の活用法の記述に偏らないため採用活動の全体像が見渡せる。そのため、採用活動の過程において自分の現場のどの部分に課題があるのか、またどの部分に強みがあるのかということを分析するためのチェックリストのような機能が見出せる。
再構築の提案についても、具体的かつ有効性の高そうなものばかり。特に、老害的な採用者側を諫める提案が散見され、そのような提案は採用側が陥りがちな上から目線の採用活動を回避するためとても役に立つ。
著者は採用活動専門の会社を立ち上げたようだが、なるほどと納得できる。
Posted by ブクログ
「万人ウケを目指すのではなく、最後の1社に選ばれることを目指せ」というのは結構刺さった。
泥臭くも合理的でイマドキな採用について書かれている本だと思う。
Posted by ブクログ
エンジニアの採用単価4万円を切るということで、どのような手法で採用を行なっていたのか気になっていたが、とにかく熱く泥臭いやり方だった。
やはり本当に採用で結果を出したいなら、近道はなく、泥臭くも丁寧に工数をかける必要があるのだと思った。
SNSを活用した従来の形式にとらわれない新しい採用、そしてそれを具体的にどう実行すればいいのかが書かれており、真似するかしないかは別として、非常に参考になった。
エンジニア68人を採用できた時のペルソナと、どこまでそれに近い人材を採用できたのかの説明があるとなお良かった。
(エンジニアと言っても、未経験者同然のスキルを持った人材68人と、即戦力のエンジニア68人では採用単価の説得力が変わってくるので。。。)