【感想・ネタバレ】徳川家康という人のレビュー

あらすじ

徳川家康とはどんな人物か? その生きざま、家臣団、軍事、政治・経済、外交、文化への関心……重要ポイントを徹底解説。頼朝、信長、秀吉とはまったく異なるリーダー像が浮かび上がる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

新説が盛り込まれていたので、楽しめた。厭離穢土と江戸の話はおもしろかった。ドラマや小説などで、家康をよく知っているという人にも楽しめます。

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2023年02月28日

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なるほど今までとはちょっと違う視点で家康について書かれています。読みやすく解りやすかった。家康に人気が無いのは、信長や秀吉のように飛び抜けた個性が無く平凡だったからなのかも?しかし、勉強熱心だし長生きしたから江戸幕府を開くことができた。信玄、信長、秀吉から潰されていた可能性も十分にあった。それが歴史の面白さかな?

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2023年02月23日

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徳川家康について歴史学者の本郷和人が綴った一冊。

信長や秀吉と比べると一見凡庸に見えるが、決して凡庸ではなく、最終的には勝ち組になった彼の生涯について改めて知ることができた。

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2025年10月25日

Posted by ブクログ

家康、面白くない〜。
けれども凡人が、我慢を重ねて天下をとったという点は惹かれますね。
家族を殺されるのは嫌だけど。

これを読みながら、バエない?方ですがやっぱり偉人なんだなあとしみじみ感じました。

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2025年05月30日

Posted by ブクログ

「あなたも家康にならなれるかも」
このフレーズに惹かれた。

本書は、信長・秀吉と比較しながら家康という人物像に迫っている。そのため、初心者でも非常に内容が掴みやすかった。

いくつかの説を提示しつつ、本郷先生が有力だと思う説を提示されており、考察が深まる内容になっている。

家康の人物像についての言われは色々聞くが、実際はどんな人物なのか非常に興味があったので、本書を読んで自分の中の家康という人物がすこし色をつけてきた気がする。


専門的な知識はないが、生い立ちや出陣した戦など、家康についてざっくり知っていれば十分に楽しめると思う。

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2023年07月07日

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織田信長、豊臣秀吉の真似はできないが、徳川家康の真似ならできる!?
私が関西出身ということもあり、個人的にはあまり好きな歴事上の人物ではないのですが、天下統一を果たしたのはこの人です。真似できることが少しでもあるのなら、是非真似してみましょう。そんな視点で読んでみました。
彼の処世術は、現代のサラリーマンにも十分に活用できるでしょう。

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2023年02月26日

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本郷先生が諸説ある家康の話に関して自分なりに分析していく本
三英傑の他の二人と違って天才的ではないが努力の人であるという結論

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2025年09月07日

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ネタバレ

 「どうする家康」ロスです。賛否両論ありましたが、素晴らしい最終回でした。本書は大河ドラマを見る前の予習として読むのに丁度いいかなと思いました。文章も読みやすいです。大河ドラマ後だと内容的に少し物足りない感がありました。
 ドラマと異なる点で驚いたのは酒井忠次。「えびすくい」で殿を支えていたと思っていたら、築山殿と信康事件で家康から嫌われていたとは…。後は家康の戦で采配が輝いたのは「小牧・長久手の戦い」のみ。本書で目新しいと感じたのがこの2点のエピソード。
 私たちは信長や秀吉にはなれない。しかし家康にはなれるかもしれない。我慢し続けた日本一の凡人。今年は徳川家康にはまりました。読み納めも殿でした。
 ドラマ最終回の回想は「ゴッドファーザーPART2」のラストシーンを思わせてくれました。死に際では人は人生で一番楽しかったときを想い出すのかもしれない。それは家族や友人みんなが集まる楽しい食事につきる。山田洋次の「息子」もそうだったなぁ。正月前にしみじみ思います。

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2023年12月30日

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著者なりの徳川家康の人物像が論じられている。天才的なところはなかったが、我慢強く努力を積み重ねたと評している。

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2023年06月26日

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思い起こせば数十年前、突如、今のこの私と同じように徳川家康もかつて生きていたんだと、何か真実でも悟ったかのように、大げさでなく雷に打たれたように、生身の人間として生きていた「徳川家康」という人を、ありありと「体感」しました。何がきっかけだったのかは覚えていないのですが、えも言われぬ不思議な体験で、ものすごく衝撃を受けました。

それ以来、歴史というものがすべて他人事とは思えなくなり、もしかしたら私も体験していたはずのことだったのかもしれないと思うようになりました。この体験から、ぐんと歴史に興味が湧くようになり、歴史好きになったのです。

そんな、ある意味私の人生を変えたとも言える、徳川家康という人についてのこの本、今年(2023年)のNHK大河ドラマの主人公が家康さんだということで昨年秋に発売されました。

日本人なら知らない人はいないであろう人ですが、当時としてはかなり長生きされたおかげで、その全人生をたどれる本がなかなかない。家康の人生のうちのどこかの数十年を切り取って、いくつかの出来事に沿って描かれた作品が多い。山岡荘八の『徳川家康』が全26巻で、家康さんの全生涯をたどれそうだけど、気軽に手を出せるものではないので、家康の全体像が一冊でわかる本はないかなぁ、と思っていたところに、この本が目の前に現れました。

本書の著者である本郷先生はよくテレビに出演されるので、お顔も声も話し方も存じ上げています。この本では、語りかけるような文体で、ほぼ口語といってもいい表現で書かれているので読みやすく、本郷先生のお話を直接聞かせていただいているようでした。

生きざま、家臣団、軍事、政治・経済、外交、人間、と6つの視点から家康さんのことが語られます。はじめに略年表や地図があるのもうれしい。信長や秀吉との比較、他の時代に生きた人々や出来事との比較、また現代との比較もあり、楽しく読めました。家康さんの全体像をざっと把握するのには良い入門書だと思います。

それにしても司馬遼太郎ってやっぱりすごいんですね。歴史学者も認める考察の深さ。司馬遼太郎作品を読むのがさらに楽しみになりました。

あと、山岡荘八の『徳川家康』全26巻も、やっぱりいつか読みたいな。

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2023年06月01日

Posted by ブクログ

『三河雑兵心得』を楽しむ奥行きが増えればと読んだ。信長、秀吉との比較はもちろん、関東に幕府を開いたということで鎌倉との対比も興味深い。本書ではやや冗長な言い回しも見られたが、いつもどおり判りやすい説明だった。

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2022年11月20日

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