【感想・ネタバレ】オイディプス症候群のレビュー

あらすじ

中央アフリカで発見された謎の病、アブバジ病に罹患したパストゥール研究所の学者フランソワ。病床の彼から預かった資料を、ナディア・モガールと矢吹駆は、フランソワの師・マドック博士に届けるため、アテネへと旅立った。しかし博士は、エーゲ海の孤島・ミノタウロス島に渡っていた。彼を追うナディアと駆。島の館・ダイダロス館には、二人を含む十人の男女が集まったが、嵐で島は孤立、ギリシア神話をなぞるように装飾された客たちの死体が次々に発見される。奇怪な連続殺人の真相は? シリーズ中白眉といわれる、記念碑的傑作本格ミステリ。/解説=飯城勇三

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Posted by ブクログ

ネタバレ

今までは起きた事件に首を突っ込むだけだったナディアが、初めて事件に巻き込まれて自分も命の危機を感じる。駆も他人のフリをしていて、突然消えたり更に不安。
事件の展開も良いし、いつもの哲学論やギリシア神話についての考察も頑張っ多。
1000ページ近い作品が1冊…。京極夏彦みたいな事するな。光文社文庫では『哲学者の密室』『オイディプス症候群』『吸血鬼と精神分析』も上下巻だったのに…。『煉獄の時』も『夜と霧の誘拐』も分厚い文庫になるんだろうな。

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2025年09月19日

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