あらすじ
※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-13149-4)も合わせてご覧ください。
ITシステムやソフトウェアの基盤OSとして幅広く使われているLinux。エンジニアとしてLinuxに関する知識はいまや必須とも言えますが,あなたはそのしくみや動作を具体的にイメージすることができるでしょうか。
本書では,Linux OS における,プロセス管理,プロセススケジューラ,メモリ管理,記憶階層,ファイルシステム,記憶階層,そして仮想化機能,コンテナなど,OS とハードウェアに関するしくみがどのように動くのか,実験とその結果を示す豊富なグラフや図解を用いてわかりやすく解説します。
改訂に際しては全面フルカラー化。グラフや図解がさらにわかりやすくなり,ソースコードはC言語から,Go言語とPythonにアップデートしています。さらに仮想化,コンテナなどの章が加わりました。今どきのLinuxのしくみを本書でしっかり理解しておきましょう。
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Posted by ブクログ
低レイヤーの初心者が最初に勉強するのにはかなりよさそうな本。
C言語がわからなくても大丈夫なように、PythonとGoを例にして解説している。
Posted by ブクログ
説明が適度に簡略化されていて概要を理解するのに非常に良かった。特にコンテナとcgroupの章は短いがとても勉強になった。CS:APPの前に読んでおけばよかった。
Posted by ブクログ
これはわかりやすい。
実際にプロセスを動かし、straceでログをはかせて、OSの動作を確認する。
新人のころ、サーバ高負荷に悩んでいたころ、さんざん勉強したのだけど、ググってもこういう解説はなかった。
もっと早く出会いたかった解説書です。
Posted by ブクログ
実際に動作を観察するという手法が良いと思う。Linux を題材に書いてあるけど、他の OS を相手にする時にも役に立つと思う。新人の頃にこの本があったらなぁ。
Posted by ブクログ
実機にLinuxを入れて手を動かしながら読んだ。
カーネルの大まかな動きがわかるようになった。
仮想化やコンテナなどは訳のわからない難しい技術だと思っていたが少しわかるようになれた。
Posted by ブクログ
卒論で教授と話していて、そもそもコンピュータに関して知らない単語が多すぎると感じたので購入した。
linuxがどのようなコンセプトを元に動いているのか、CLIの裏側でなにが起こっているのかという大枠を捉えるには適していたと感じる。linuxの動きを知ることができたとともに、lixuxに関する単語の知識も広がった。
ただ、自明な点も細かく説明しすぎているため、ところどころ読みづらくなっていた。
Posted by ブクログ
/proc/の下にシステムの各種情報が入ってることを知った。ページキャッシュ。技術革新によって登場したNVMe SSDの効用。
Ubuntu20.04ではNVMe SSDはデフォルトでI/Oスケジューラを使わないようになってるなど、SSDとOSレベルでの相性の組み合わせもパフォーマンスを考える上で重要なのだと再認識。一巡でふわっと読んでもかなり勉強になった。
今後も業務でLinuxはよく触りそうなので、もう一巡したい。