あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
丁寧な暮らしぶりで注目を集める内田彩仍さんが、50代になって何年か経ち、
改めて考えるようになったこと、工夫していることなどを綴ります。
心地よく暮らすために、まわりのことはもちろん自分自身のことも、
より「いとおしむ」ようになったという内田さんの、
「これからの日々を幸せに過ごすための工夫」が詰まっています。
◎日々の暮らし
変えること、変えないこと/十年ぶりに部屋の見直し/時間割を緩やかに/
朝三十分で一日が決まる/気軽な模様替え/ささやかなプラスになることを積み重ねる/
冷蔵庫は可視化して/明日からではなく今から/季節ごとはささやかに/
思い込みをやめよう/安くて、よいもの/気乗りしない日は先まわりして/
間食は体によいものを/食べることが、暮らしの基本/乾燥しないために/クリムとの時間
◎仕事のこと
肩書きがなくても大丈夫/SNSをしていない理由/今、目の前にあることを/
遠慮し過ぎないように/インテリアのスタイリングから学んだこと/
照明を選ぶ仕事で学んだこと
◎着ること
私らしいスタイル/とろみのある服を取り入れて/洋服を整理する/
今の自分を客観視する方法/
◎これからを見据えながら
できなくなったのも、いいこと/肩の力が抜けた今が好き/回復力が弱くなってきた/
大人ぶらずに甘える日/母との時間/幸せなお金の使い方/お互いの今を知っておく
◎気持ちの折り合い
うれしい言葉、苦手な言葉/やさしさの定義/詮索するより素直な思いやり/
相談事の行き先/口ぐせと、考えぐせ/心に折り合いがつかないこともよし/
気持ちが落ち着かない夜に/幸せの感じ方/唯一無二の存在
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
*丁寧な暮らしぶりで注目を集める内田彩仍さんが、50代になって何年か経ち、改めて考えるようになったこと、
工夫していることなどを綴ります*
この方の本は、本当にいつもきちんと丁寧に愛情を込めて作られている感じが伝わってきて、手に取るだけで温かい気持ちになります。
特に本書は、他の著書とはやや趣が違っていて、いつも十二分に行き届いた生活をされていた内田さんが、年齢に合わせてミニマル化を進めていく過程が書かれているのが最大の魅力。
この手の素敵著名人って、いつも前向きで元気いっぱいでパワーが溢れていて・・・な方が多くて、なかなか共感出来ません。でも、内田さんは、出来なくなったことも正直に認めつつ、無理せず自然体で自分をゆるやかに変えていらして。上手に年齢に寄り添う、本当に素敵なお手本だと思います。一年歳を重ねるごとに読み返して、姿勢を正したいような一冊。