あらすじ
「俺は お前に想われるような奴じゃないよ」
それでもそばにいたい 何度でもそう思う
専門学校職員の佐伯は、先輩の高嶋が好きだ。
人柄が良く、男が好きだと打ち明けても
変わらず接してくれる高嶋に惹かれていた。
告白するつもりはなかった──
けれど、出張先で大雪に見舞われたある夜、
佐伯は高嶋とふたりきりで過ごすことになり、
思いがけず自身の想いを告げてしまう。
以来、高嶋と触れあえる関係になった佐伯は、
高嶋がずっと忘れられずにいる存在を知って…?
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切ない。
大筋としてはベタなストーリーだと思いますが、心情が丁寧に描かれていると感じました。最初はよくある恋愛漫画みたいな雰囲気ですが、だんだん、高嶋さんの過去を追ううちに、凄く切ないしやるせない気分に…
大切な人を亡くした喪失感はそうそう埋まるものではなくて、寂しさや周りに理解されない孤独感、後悔などを抱えて生きるしかないけど、そばに佐伯くんが居てくれる、幸せを願ってくれるというのは、大きな救いだなぁと思います。
最後まで、平松くんに対する感情が、性愛であったのか友愛であったのか、白黒はっきり描かれていないのも良かった。切ないけど爽やかなお話でした。
想いを伝える事の難しさを知った
とても深いお話だった。好きになった人に忘れられない人がいて、一緒にいて欲しいのに一緒にいると辛いと言われて、それでも離れられなくて、堂々巡りでどうやって前に進んでいったらいいかわからなくなりそう、そんな2人のお話。
ショウゴくんはとても素敵な人だったなぁ〜。優しくて包容力がありそうで、待つと言ったから本当にずっと待っていた。だから罪悪感で忘れられないのだろう。友だちとして大切なのか、恋愛をする関係になれたのか、答えは出ないけど、今を精一杯生きて欲しいと思う。そばで見守ってくれる人が出来たのだから。こんな幸せなことはない。今を大切に。そう思わせてくれる優しいお話だった。
匿名
社会人同士の話。
同じ職場だと、女子社員の噂話がウザいね。(笑)
出張帰りに雪でラブホに泊まることになったけど、流されただけなのか
ちょっと高嶋さんの真意がわからない。