【感想・ネタバレ】川崎怪談のレビュー

あらすじ

神奈川県では横浜市の次に人口が多い川崎市は、工業地帯として発達した一方、怪異や人の業が渦巻くダークな都市でもある。各地の土地の因縁話の蒐集をライフワークとする著者が川崎の膨大な資料・文献から厳選した奇妙な話の行方を綴ったマニアックな実話ご当地怪談集。大手自動車工場に勤める男のもとに奇妙な電話がかかってくる「水底から」(川崎区)、橋脚に現れた少女の姿にまつわる土地の怪異「橋脚の少女」(高津区)など。また、川崎市出身の平山夢明がとっておきの川崎怪談を寄稿。自殺が多発する団地の近くにある食堂では…「とんかつ豚次」(幸区)ほか収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

生まれも育ちも関西一色のため、全然土地柄的にも行ったことなくて馴染みは無いが、黒史郎さん著ということで、即購入。途中押切さんや平山さんからの寄稿もあり、知らない土地のアングラな話が読めて面白かった。サイノカミについては、こちらでいう「とんど」のようなものかと思いつつ、こちらでは藁で組んだ円錐のようなものなので、書いてあったような事故は起こらないと思うが、読んでいてそのような事故があるとめちゃくちゃ怖いなと…。特に川崎や近郊に住まれている方は読むと新たな発見ありで面白いはず。

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2023年01月30日

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