あらすじ
人間はラクな方法に流れる。
そして、戻れない
★ネットの「勝ち組」は何をしているのか★
・なぜVTuber事務所の時価総額が、親会社のフジテレビを抜いたのか
・なぜClubHouseはメジャーにならなかったのか
・なぜYouTubeはライブへ移行しているのか
インターネットの世界の進歩は、今までの延長であると思っていませんか? しかし、現在決定的なことが起こっています。
それは、今、ネットはあの手この手で人の「感覚」を刺激しており、そこからは逃れられないということです。インターネットの技術の進歩もそれを可能にしています。
この本では、現在のユーザーの姿や、感覚を刺激するとはどういうことか、具体的にビジネスの現場でどう使われているのかを見ていきます。また、感覚を中心にしてインターネットで生まれている新しいものとは一体何かなどを、実際に人気のあるYouTubrやVTuberを例にして理解します。人間が感覚を刺激されることにいかに弱いのかがわかってくるはずです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
“音声”に対するユーザー認識がどうなのか、という理論を元にしたマーケティングやコンテンツ設計の手法について体系化した書籍です。
これを読むとユーチューブでどう動画を構成すればよいか、店舗で流すBGMやアナウンスをどう設計するのか、Webアプリの音声デザインをどうするか、などの理論と閃きを得ることができます。
ただ「感覚」という書籍タイトルから音声以外に対する包括的な五感を期待すると期待外れになりますね。
Posted by ブクログ
わがまま化 無関心化
できない
意欲× 買いたいものがない 選択× 違いがない 理解× オーバースペック
意識外にスポット
サービサーチェーン 業界全体で解決 オリジナルコンテンツも過多
新作無料 新規ユーザーを旧作に引きつける
大きなメディア体験 コンテンツの切り売りではない
複合メディア
Spotify 音楽+番組 配信 radiko ラジオ番組の切り売り
VTuber 音声+視覚情報 をローコストに
聴覚 視覚より理解に負担がかかるが、喚起が可能
人を巻き込む 割り込める特性
音の象徴性
KODAK 英独仏伊語で同じ発音 意味なし Haagen-Dazs も米国製 意味なし
低い声はいい人 嘘をつくときは高い声 早い発話は注意を向く
高い声でゆっくりは最も信頼されない
ネーミング 音と文字が対応していること
CM画像スキップまでの5秒間
直感的にわかるもの
ベネフィット 新情報 好奇心 簡単さ
情報よりも意味
視覚は「選ぶ」 音では「得る」
音声ナビゲーション 「これから何が起こるか」の予想
ここ=自分が知っている場所 そこ=知らない場所
時間的な前後表現 いったん もう一度
不安にさせない つながり 間違っていない情報を入れる 繰り返す