【感想・ネタバレ】神様のパラドックス下のレビュー

あらすじ

満たされない大学生活を送っていた井沢直美の日々は、アプラDT社にアルバイト入社したことで一変した。直美は航空機搭載の量子コンピュータで、占い・カウンセリング事業の計画に加わることになったのだ。直美たちの不安は的中し、占い事業は頓挫。だが……小佐薙たちは、起死回生の計画を企んでいた。それは、量子コンピュータを使って「神」を作り出すことだった! 果たして、人間に神を作り出すことはできるのか!? 渾身のSF長篇(全二巻)(解説・八杉将司)

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予期された未来は!?

電子の神様作り後編。今度は米軍まで絡んで空中大騒動が巻き起こる。直美たちは世界戦争の危機を阻止できるか!?
終盤友情出演の沙羅華と綿さんにはほっこり。出番ちょっとだけですが、ポジションは美味しいところを持っていく。
ある意味、神様のパズルシリーズの姉妹作になってますね。電子化されるのも頷ける。

#タメになる

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2023年07月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「神様のパズル」では宇宙の誕生の謎に迫り、「パズルの軌跡」では人の生きる意味に迫ったシリーズですが、今回は、神様の存在について迫ります。
その人の人生観によって答えが変わってしまう命題に対して、科学的アプローチから一般解を導き出そうとする姿勢は、賞賛に値します。
持論、自説を自由に盛り込める創作物語ならではの面白さを久し振りに堪能できました。

今後も、タイムマシンを製作することは可能か? 子宇宙は存在するか? 超能力は獲得できるのか? 霊は存在するか? なんて問題ついて、科学的アプローチで独自の解を楽しませてくれるシリーズとして続いてくれると嬉しい。

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2013年08月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

口頭ですきかって議論していた内容で「じゃよろしく」された人工知能が、矛盾をかかえてパンクしちゃう。あぁ、システム屋がよくやっちゃうデスマーチプロジェクトみたいだ。上巻でシステムへの考慮が粗かったのはこの伏線だったのかな?
で、上巻はイライラしながら読んだけど、下巻はシステムの話とかも風呂敷をひろげきった状態ですっきりしていたので、話の展開はスムーズに進み、すらすらと読めた。
機本さんの作品は結構、大企業であるライバルと小規模である自分達とで直接対決、という下りがあるんだけど、ご多分に漏れず本作も対決してくれた。しかも、穂瑞沙羅華が乱入してたなんて。アダルトサイトにまぎれこませて、グリッドコンピューティングさせるのは神様のパズルの時と同じで相変わらず。(まさかその時のじゃないよね?)

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2012年09月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

量子コンピュータの説明とかはあんまり理解できなかったので、その辺は雰囲気で
神様づくり失敗してからの展開がなんか大げさな気もした。人気の宗教団体みたいな集団の預言なんて、そんなに皆、本気にするものなのか?

最後の皆のパソコンの力を集めるあたりは、ドラゴンボールのブウ編ラストみたいで面白かった

んで間抜けなズボラ神様の正体はグリッド・コンピューティングの提案があった辺りで気付いた(←遅い)。パズルでもやってたしな

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2010年12月23日

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