あらすじ
ローレンが国王として即位し、王妃となったユリア。第一王子を出産して一児の母となるも、その農業オタクっぷりは鳴りを潜めるわけもなく……。そんなユリアのもとに厚生部大臣から要請がかかり、とある村で見つかった魔草の調査に乗り出すことになり──。シオン、リグラス、レーナたちのその後の物語も収録!大人気溺愛ロマンスファンタジー、第2巻!!
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植物の特徴を捉えて、解決へ
一巻では小麦の品種改良に焦点が当てられ、他にも植物の性質全般に興味がある主人公の人柄を説明する程度の扱いでしたが、今回は2回そういったエピソードが入っていて、また読み返そうと思いました。私から見て、現実でもそういう対応を重ねて農作物と関わってきた事をうまく話に入れて構成してると感じました。また、元王のスローライフや自分の利益のために恐ろしい犯罪を軽い気持ちで実行したヒロイン、教育に失敗した人間と比喩された元婚約者のその後の話もすごく良かったです。
結婚後の二人
即位してからのレンとユリアの生活を楽しく読めました。この二人だけでなく脇役のその後などもありましたので、世界が広がります。
ただ、文章力としては読みにくいかも?動作主が変わった時の文の主語がないので、読者を放り出してしまっているようです。
あんまり盛り上がりは無い。
全編その後のSS かな?これで1冊本にしちゃうのはちょっと。
でもそこそこ面白いしアンソロジーだと思えばいけるかな? これで次巻出してそれもこの形式だったら超怒る💢
Posted by ブクログ
前作を読んだ記憶が全くなかったので前作から読み直し、今作は続編ではなく、本編終了後の登場人物たちのオムニバス短編集だった。
追放された人たちのその後の話が好きだな、と思ったので星3つ