【感想・ネタバレ】ゾーンに入る技術のレビュー

あらすじ

■人間は「集中」できないようにできています!
なぜなら、人間の脳には認知の機能があるからです。

これは大昔、私たちがまだ小動物として生活していた時に、
敵から身を守るために外の環境に敏感になるための能力です。

そして、人間は特にこの機能が進化しすぎたため、気が散りやすく、
集中状態を作れないし、持続させることができません。

つまり、人間の脳機能なので、なかなか修正することはできません。

■「ゾーン」に入ればバカ力を発揮できる!

本書では、人間の気が散るという習性を改善し、
常に集中状態を作り出すことができるようになります。

集中状態を作るために必要なことは、
脳の認知機能とライフスキル機能の バランスを整えるということです。

ライフスキルとは、心を「揺らがず」「とらわれず」のフロー状態に導く機能のことです。

人間は、この機能が未熟なので、認知機能が勝ち、集中できないのです。

この2つのバランスが取れた時に、「ゾーン」はやって来ます。

■「ゾーン」とは、究極の集中状態になり、最高のパフォーマンスを発揮できる状況で、
さらには、あなたの能力以上の力を出る状況のことです。

このようなあなたが本当は持っているのに普段は埋もれてしまっている、
本来の能力をいつでも自分で普通に発揮することができるようになります。

このような究極の集中状態は、「仕事」や「勉強」「ダイエット」などあらゆる分野で起こせます。
ぜひ、「ゾーン」を体験してみてください。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ゾーンとは、集中力が高まった究極の状態。その手前の状態は、すべて御機嫌でいる状態で、著者はフローと呼ぶ。著者はすべての人がいつも、フローかノンフローで行動している、と表現する。

まずフローを目指し、そしてゾーンに入ることを指南する本。面白かった。

面白かったが、著者独特の表現である「認知脳」と「ライフスキル脳」さらに「バイブレイン」を、もっと別な表現にしてもらいたいと思いつつ読んでしまった。こういう読み方は著者の言うノンフローの状態。わかっていたが、やってしまっていたf^^;)

下記に付箋を貼った個所の要約を載せる:

23:フロートは集中している状態。

56:集中は内発的動機による。内発的動機とは以下の6つ:好きを大事にして考える、自分で決めて行動していると感じる事、自己成長を原動力に考えている、一生懸命が楽しいと考えている、感謝を大事に考えている、自分だけでなく組織としても目標にコミットしている。

65:食事中の子どもに「こぼさないで」と言うとこぼすのは、「とらわれ」という心の現象。大人もとらわれるとフローから離れる。

66:とらわれの無い状態は、無のじょうたい。

68:寝ている時やぼーっとしている状態でも、フローかノンフローの状態。

78-79:「何を」「どのような心の状態で」するのかを意識している状態は、「認知脳」と「ライフスキル脳」が働いている良い状態で、「バイブレイン」の状態と呼ぶ。

82:外側の状況意外に、自分にそれを認知し、感情を感じる脳が存在すると「気付く」のがライフスキル脳である。

90-91:言い訳は外部の責任にする無責任な状態。言い訳する事によりノンフローになる。

104-105:ノンフローの状態は呼吸が浅い。逆に大きく深呼吸をしただけで、フローの状態にすぐなる。

161:フォワードの法則とは、与える事によりフローの状態に導く事。人を喜ばせることは即フローに導く。

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2021年01月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルは「ゾーンに入る技術」なのだが、この本で紹介されているのは「ゾーン」ではなく、その手前段階「フロー」に入る方法論である。ゾーンってのは、本で紹介できるような技術で入れる状態ではないってことだろう。そういう意味では軽くタイトル詐欺といえないこともない(笑

しかし、フローに入ることだけでも十分に値打ちがある。ようするに「集中力」なんだが、今まで自分でも漠然と考えていた「集中力」に関することが、作者なりに整理整頓して書かれているので、漠然から一歩納得に近づいた感がある。

ただ、この本でも書かれているように「フロー(集中)」ってのは、納得した勉強した…で実践できるものではない。意識して集中する状態に持っていこうとすること、その意識を習慣化することが大切。

一読するだけでなく、2回目に読んだ時には、かなりのメモもとってみた。あとは学んだことを実践して習慣化するのみ。

意識高い系ってのはキラいだが、自己啓発本には学ぶところも多くあるので、エエところは取り入れていきたい。

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2020年08月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読書時間 2時間

人は、「認知脳」の発達によって、基本的に何かにとらわれて生きている為、集中がしにくいものになっているのだが、それを「ライフスキル脳」を鍛えることによって集中に入る「フロー状態」に入り、それを超えた「ゾーン」に入れば、自分の能力以上のパフォーマンスができるようになる。

認知脳とライフスキル脳の両方をバランス良く働かせる「バイブレイン」に持っていくためにはどうしたらいいのかを説いた本である。

自分がいかに「過去」にとらわれ、おこりもしていない「未来」に不安がっているのかに気づけた。「今を一生懸命に楽しく」生きることを目標にして行きたい。

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2011年10月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2011年19冊目。
209頁。

書店で購入。




≪本文引用≫

p.29
 「環境」と「出来事」と「他人」。
 集中の3大阻害要因である。

p.92
 自分で変えられないもの、コントロールできないものに、自分の一番大事な「心の状態」を決められている生き方こそノンフローな人生だ。

p.94
 心の状態をフローに傾かせる自己4大ツールとは、「表情」「態度」「言葉」「思考」だ。

p.133
 そこで、常に「今に生きる」「今を大切にする」「今に全力」などの言葉を自分に唱えて、今に生きるという思考の選択を脳の中に形成していかなくてはならない。

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2011年06月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

世の中には、驚異的な成果を残す人もいれば、
パッとしない人生を送る人もいる。
同じ人間なのに何でこんなに差が出るのか?
様々な理由があると思うけど、その理由の一つがこの本の中にある。
パッとしない人生を送る人は、フローやゾーンに入る技術が無いのだ!
一方、驚異的な成果を残す人は、ゾーンに入る技術を持っている。
フローからゾーンに入るためには、私たちが持っている邪念を振り払い、
今、集中しなければならないことに集中すれば良いのだ。
しかし、それは、簡単なことじゃない。
簡単だったら、世の中成功者だらけだ。さてその技術とは?

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2020年05月09日

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