【感想・ネタバレ】こころのラリー ~卓球メダリストのメンタルに学ぶたくましく生きる22のヒント~のレビュー

あらすじ

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卓球の男女レジェンドから卓球キッズたちへ。

2012年ロンドン五輪・団体で日本卓球界初となる銀メダルを獲得した石川佳純さん。
2016年リオデジャネイロ五輪で、シングルスでは日本人初となる銅メダルを獲得した水谷隼さん。
ともに卓球界の歴史に名を残し、2021年に行われた東京五輪でも、混合ダブルス金メダル、男子団体銅メダル(水谷さん)、女子団体銀メダル(石川さん)と、そろって表彰台に上がった2人のトッププレーヤーは、子ども時代から現役引退までの間に、いったいどんなことを考え、どのように成長しながら、卓球をがんばってきたのでしょうか?

サッカーキッズに向けて2022年に発売した『こころのパス サッカーで折れないメンタルをつくる21のヒント』(著・中村憲剛、佐藤寿人、今野泰幸)に続く「一生役立つこどもメンタル本」シリーズ第2弾。
卓球界のメダリスト2人に、これまでのエピソードや思考法を存分に聞いて読者のみなさんと“こころのラリー”をしながら、たくましく生きるためのヒントをもらえる1冊です。

本書で水谷さんと石川さんが教えてくれるのは、卓球のテクニックや戦術の話ではなく「心の持ちよう」や「メンタルの整えかた」。だからこそ、真剣に世界を目指す選手だけでなく、新しく卓球を始めて楽しみながらうまくなりたい初級者の小学生も、がんばって部活に取り組む中学生も、さらには子どもをサポートするパパ・ママ、指導者の方々にとっても、きっと発見や気づきがあるはず。

また文章は全編ふりがな付き、さらにかわいいイラスト付きで楽しく読めるので、卓球をやっている小学生のお子さんへのプレゼントにも最適です。

※この作品はカラーです。

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Posted by ブクログ

卓球やってる人はもちろん、そうでない人にもおすすめ。進路選択や生き方にも通ずる良書。緊張やミスを乗りこえるヒントなど、レジェンドは考え方が面白い!
穏やかな佳純ちゃんがこんなに負けず嫌いだったとは。

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2024年10月01日

Posted by ブクログ

つらかったら逃げてもいい、と大人なら子どもに言わずにはいられませんが、アスリートとして世界で活躍した人たちから「つらければ逃げてもいい」「でも私は耐えてよかった」という話を読むのは子どもにとってはなかなか得難い体験かもと思います。この本の面白いのは、水谷さんと石川さんが全然違うタイプの選手だったと言う点。お二人とも世界ですごい成績を残された選手ですが、競技生活へのアプローチはそれぞれで、読んでいる子どもも、これが唯一の正解、というのではなく、自分が何かを頑張るときのヒントとして読みやすいなと思いました。それにしても石川選手の回答部分はとっても興味深かったです。卓球はメンタルスポーツだと聞いたことはありましたが、試合中にどれだけ頭を働かせるかということが、話の端々に現れていて、卓球というスポーツ自体への関心も高まりました。面白かったし参考になりました。バランスのよい本だと思います。

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2024年05月21日

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