あらすじ
――そうか、もう、あっちにいるのか。この飛行機は、棲み馴れたあの世から、これから生きていくこの世に着いたということか――。飛行機であの世へ到着したという設定の「星座のひとつ」。ハアちゃんと呼ばれた子どもの頃にまだ見ぬ町や人に憧れた記憶を描いた表題作など17篇。99歳で大往生した著者の最後の小説集。
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Posted by ブクログ
子供の頃サーカスに入りたくてサーカス団隠れて入り込んで見つかって警察に返された、とか
親戚の人たちが色々羽織したとか縫ってくれたとか
病気の見舞いに神戸行ったとか
幼い頃の優しさ思い出がいっぱい
特に
はらから
お姉さんへの手紙、といった形の
お姉さんへの追慕
自分の身と姉の想いと生きてきた長さと仏様と
とても良い
この一章を読むだけでもこの本の価値がある