【感想・ネタバレ】あこがれのレビュー

あらすじ

――そうか、もう、あっちにいるのか。この飛行機は、棲み馴れたあの世から、これから生きていくこの世に着いたということか――。飛行機であの世へ到着したという設定の「星座のひとつ」。ハアちゃんと呼ばれた子どもの頃にまだ見ぬ町や人に憧れた記憶を描いた表題作など17篇。99歳で大往生した著者の最後の小説集。

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Posted by ブクログ

子供の頃サーカスに入りたくてサーカス団隠れて入り込んで見つかって警察に返された、とか
親戚の人たちが色々羽織したとか縫ってくれたとか
病気の見舞いに神戸行ったとか
幼い頃の優しさ思い出がいっぱい

特に
はらから
お姉さんへの手紙、といった形の
お姉さんへの追慕
自分の身と姉の想いと生きてきた長さと仏様と
とても良い
この一章を読むだけでもこの本の価値がある

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2024年02月22日

Posted by ブクログ

著者97歳の作品
幼い頃の家族のこと、姉のことなどが中心
少し同じような内容があったけど、高齢になると
幼い頃のことを思い出すようになるのだろう
自殺のように防空壕で死んだ母
その年齢と同じ年に仏門に入った著者
2冊の作品を残して亡くなった姉
文才があった一族だったんだ

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2023年04月16日

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