【感想・ネタバレ】名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―のレビュー

あらすじ

病気も怪我も存在せず、失われた四肢さえ蘇る、奇蹟の楽園ジョーデンタウン。調査に赴いたまま戻らない助手を心配して教団の本拠地に乗り込んだ探偵・大塒は、次々と不審な死に遭遇する。奇蹟を信じる人々に、現実世界のロジックは通用するのか? 圧巻の解決編一五〇ページ! 特殊設定、多重解決推理の最前線!

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ネタバレ

おもしろい!!

解決編の150ページはどの推理も納得のいくものでした。しかし、残りページ数があるので、「これひっくり返されるのか?どんでん返しがあるのか?」と思いながら読み進めました。それでも度重なる伏線回収があり、どんどん作品にのめり込みました。タイトルの本当の意味もつながります。(イラストも)

白井さんの他の作品も読みたいです。

※実際にあった事件のことを知らなかったので、読み終わった後に調べました。さらに驚愕です。

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2026年05月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった!
まさかまさかの展開の連続であっという間に読み終えてしまった。

外の常識と内の常識によって前提条件が変わるから真相も異なる、という視点が面白かったし、一つの事件に二つの推理があるのも面白かった。

カルトの人たちが彼を信仰したのと同様に、彼女を信仰してたんだなー。

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2026年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

二転三転する事実はめちゃくちゃ良かったけど、表現に汚いものが多いのと、幼馴染の死が少し軽く感じられたのが残念。でも今回はりり子への感情がキモだったのでそういう表現だったのかもしれないけれど。
ただクライマックス、大塒のりり子に対するクソでか感情から彼女の死に箔をつけるために、大量虐殺を行ったという事実がヤバすぎる。
千人近い信者を毒殺したことが分かったシーンは恐ろしすぎて鳥肌が立った。
最後、Qが浦野灸と名乗っていた事、大塒の気持ちが理解でき、やはり憧れた探偵だと思いながら彼を待つ終わり方がとても良かった。

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2026年04月07日

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ネタバレ

大塒がりり子のためにと取った行動は、「信仰」と「現実」の齟齬に合わせ新たな解釈を作り出す「信者」と、結局のところ一緒で…ラストのタイトル回収には驚愕。信仰者と余所者、2通りの推理がとってもロジカルに展開され、二転三転する展開はページを繰る手が止まらなかった。

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2026年03月24日

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ネタバレ

この白井さんという方の頭は一体どうなってんだろう凄すぎる。りり子のでたらめな推理、信仰者の推理、余所者の推理、4年後のQの推理、りり子への生贄。回収されまくる伏線。そして君は34年後の釈放を待つ浦野灸!!腸を先に読んでてよかったとつくづく。

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2026年03月19日

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ネタバレ

ジョージタウンという宗教団体の集落で起きた一連の事件。
有森りりこの推理から信仰者の推理、そして余所者の推理とどんどん推理がひっくり返されていくのが面白くて後半は一気に読んでしまいました。
最初の推理に関しては「そんなことあるか?」と疑いながら読みましたが、信仰者の推理で私は納得してしまっていたので、余所者の推理が出てきた時は思わず「やられた!」となりました。笑
また、ジムに『奇蹟は本当に存在するのか?』と問うことで
信仰者の推理を選んだ場合→奇蹟は存在するがジムは殺人鬼
余所者の推理を選んだ場合→ジムは無実だが奇蹟は存在しない
という究極の2択になるのが、作り込まれてて面白いと思いました。
序盤の別の事件も伏線として話が繋がっていて、無駄のないストーリーです。
最後の大塒の真意について、語られずに終わるのではないかとヒヤヒヤ&モヤモヤしましたが、最後に答えを見つけてくれてスッキリしました。(正直、理由は思った以上に子供じみているとは感じましたが…。)
ただ一点だけ、登場人物が多く、役職が似ていたり海外の名前だったりで、読みながら特徴と人物を思い出すのが難しいと感じてしまいました。
とはいえ、作り込まれた面白いミステリーでした!
人は信じることで盲目になる、それを究極まで表した物語と言えるのかもしれません。

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2026年02月06日

匿名

ネタバレ 購入済み

これぞ多重解決ミステリーの最前線。幾度となく覆る推理には唸ったし最後の結末は驚愕した。論理と奇蹟、あなたはどちらを信じる?

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2025年08月14日

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ネタバレ

謎解きパートが3回も出てきて、どのパターンもまぁ割と納得できるれど、流石にうんざりしそうになった。
けれど、後日譚まで読むと満足感が全然違うなと思おもう。

催眠状態によって、信者と非信者が見ているものが違うという感覚はなかなか頭がついていかなかったけれど、興味深かった。

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2026年05月31日

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ネタバレ

帯によると2022年のミステリ界を席巻!だそうだ。確かに。どんでん返しの嵐。この人、アンソロジーでは読んでるけど、ちゃんと1冊読むのもしかしたら初めてかも。本作中では人民教会となっていたものの、人民寺院、ジム・ジョーンズ、ガイアナの大虐殺が本当にあったことだったとは。こういうカルト宗教物が大好きな私にとって、推理とかどんでん返しとかより、そっちに関する記述の方が興味深かった。面白かったわ。自分の信じたいものを信じる人間のなんと不思議なことよ。集団ヒステリー、集団妄想。あとげぼって表記されるのが新鮮だった。げぼって言うけどさ。まぁ大塒が語りになってるからな。連休中に一気に読めて良かったわ。途切れ途切れだったら続かなかったかも。

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2026年05月06日

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ネタバレ



ネタバレありのキャッチコピーをつけるなら、「動機は、一方的に歪み穢れた敬愛」

最後の4連推理のどんでん返しよ、すごい、タイトルの意味もしっくり

特に印象に残ったのはイの下半身の運び方、普通だったら「そんなバカいる訳ねえから成立する訳ねえだろ」なんだけど、この状況下だと成立するのがやばい
まあでも今これ書いてて「犯人も信者で、怪我とかはないと心から思っている側だったのに、〈人の頭を殴れば気絶する〉という感覚はあったの?」は気になった

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2026年04月09日

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ネタバレ

グロいのが得意な作家さんと聞いていたけど、グロくなくて安心。
奇跡を起こすという教祖のいる新興宗教の町に名探偵が潜入して、そこで起こる殺人事件のナゾに挑む物語。

犯人やトリックが提示されたかと思うと別の解決手段が示されたりして、多重構造のような感じ。

教祖や信者たちの人間像はあまり語られず、そのあたりもっと知りたい感もあるけれど、そこのボリュームを削いだおかげでスピーディーで読みやすい話になっていると感じた。

終盤の怒涛の展開にビックリ。タイトルである名探偵のいけにえの意味にもビックリ。読み終えて呆然。
名探偵は加害者にもなりうるという一節が印象的。

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2025年10月08日

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ネタバレ

1978年11月18日開拓地でジム・ジョーデン率いるカルト宗教「人民教会」の信徒918人が集団自殺した。病気も怪我もなく欠損すら蘇る奇跡の宗教。集団自殺の直前、開拓地では調査団を受け入れていた。探偵の大塒宗は助手の有森りり子を連れ戻すためにジョーデンタウンを訪れていた…。

表紙のインパクトとタイトルのわりに、個人的にはそこまで印象には残らなかった。『花束は毒』と読んだ時期が近かったせいかも。
カルト宗教で集団自殺が起きる前に調査団を受け入れ、そこで連続殺人事件が起きていた。初めにカルト宗教で大量に人が死んだことが示され、そこで何があったのかを探偵視点の時系列で提示されていく感じ。宗教についての理解が乏しいからかなんとなくあんまり入ってこなかった部分もあるのかもしれない。
どうでもいいけど、探偵の名前が読めなかった。おおとやたかしって難しい。

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2026年05月30日

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ネタバレ

★3.5
よかったー!一気読み!
所々のどんでん返しが気持ちいい。
いやでもまさかヒロイン?の女の子死ぬとは思ってなかった。いい意味でびっくりで。

ラストは、大槻が、りり子(めちゃ優秀な助手)は簡単に死ぬはずがない、こんなどうしようもないやつに殺されていいはずじゃない、として信者1000人のスープに毒をもって殺す話。大事件に仕立て上げるために、名探偵の生贄となった信者たち。本題名の意味が分かって痺れた。
しょうもない信者もこうであるべきを貫いた傍迷惑な大槻も同じ穴の狢だな~。

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2026年05月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

宗教を信じる信者の世界と、現実を生きる探偵の世界のと多重解決。何が真実なのかは、自分の信じている世界で変わる。

舞台が海外に移り、内容含め読み応えたがあった。

最後の最後にタイトルの意味が変化する面白い作品。

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2025年12月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かったけど、かなり複雑で頭が追いついていかない。
推理が二転三転。からの調査団4人殺しの犯人の扱いは割とどうでも良くなり、選択を突きつけられ集団自殺、それが冒頭に繋がるのか。
後味が良いような悪いような(冷静に見ると最悪なんだけど)なんとも不思議な作品。
最後に文献見て実際の事件をもとにしてることにも驚き。

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2025年12月08日

匿名

ネタバレ 購入済み

うーーーん

好評価のレビューに釣られて読んでみましたが、私には合わなかったな......
トリックを明かすのがとにかくまどろっこしい。舞台が外国だからか、しゃべり言葉が不自然にも感じて世界観に入れず。
タイトルの意味回収もそんなに驚きなかったし、そもそも一人称なのか、三人称なのか分からない文章でモヤモヤしてたら、最後の犯人でやっぱりねと思ってしまったし。
それにしても、宗教絡んでるミステリーで当たり引いたことないなぁ......

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2023年12月12日

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