【感想・ネタバレ】サクリファイスのレビュー

あらすじ

ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと――。陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。かつての恋人との再会、胸に刻印された死。青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた! 大藪春彦賞受賞作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

何度目か分からないくらい何度も読んで、そのたびに違う感想を持ったけど、今回はとてもとても重く感じたのは私が歳をとってさらにチームを率いるようになったせい。私は果たして、命を賭けられるだろうか。

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2025年07月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

石尾さんに何かされそうで怖い…と思って読んでたのに、最後には石尾さんかっこいい…(でもそこまでするのはやはり怖い)となった。
結局ロードレースを一番愛してたのは石尾さんなんだと思う。
先が気になりすぎて一気読みした。

0
2024年02月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

白石誓
チーム・オッジ。新人。「チカ」と呼ばれる。身長一七〇センチ、体重六〇キロ。高校時代は陸上の中距離走でインターハイ一位になった実力者だった。夜中にテレビで見たロードレースに惹かれ転向を決める。陸上で推薦が決まっていた大学を蹴って、自転車部の強い大学に入った。大学を卒業すると同時に、スカウトされてチーム・オッジへと加わった。

伊庭和実
チーム・オッジ。白石と一緒にチームに入った新人。大学を卒業したばかりの二十三歳。実力はベテランのチームメイトを追い越して、石尾の次の位置にいる。

石尾豪
チーム・オッジのエース。普段は物静かな人だが、自転車のこととなると厳しい。峠を得意とするクライマー。日本を代表する自転車選手。三十三歳。身長一六二センチ、体重五二キロ。

赤城
チーム・オッジの最年長。三十六歳。オールラウンダー。七年以上石尾のアシストをしている。

斎木
チーム・オッジの監督。
監督就任前からエースの座にいる石尾にはあまり強く言えず、扱いづらく感じている。

江口
チーム・オッジ。
の一員。白石の1年先輩に当たる。

山中
チーム・オッジ。中堅どころのアシスト。

篠崎
チーム・オッジ。中堅どころのアシスト。

沖田
白石の大学時代の先輩。ホリカワサイクルチーム。

初野香乃
白石の幼なじみ。元恋人。白石が試合に行く時いつも「わたしのために勝って」と言っていた。大手新聞社の週刊誌の記者。

マルケス・イグナシオ
スペインのコンチネンタル・プロチーム、サントス・カンタンの選手。

ウォン
香港チームの選手。

フェルナンデス
スペインのコンチネンタル・プロチーム、サントス・カンタンの選手。

袴田一平
元チーム・オッジ。三年前のレース中に、下り坂で石尾が斜行してクラッシュが起き、脊髄を損傷し下半身付随なった。現在はウィルチェアラグビー(車椅子ラグビー)の選手。

ロベルト・ペロス
スペインのコンチネンタル・プロチーム、サントス・カンタンのエース。

木村
マッサー。

富樫
マッサー。

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2024年09月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ



結末に驚愕した。
そして、ロードレースの世界に魅せられた。
主人公の白石の人柄もいい。
かっこいいのだ。
もちろん石尾さんも。

続編もあるらしい。
もちろん読みます!

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2024年07月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ロードバイクの競技はまったく知らなかったのですが、ミステリーや少しどろっとした人間関係などがおもしろく、最後まで一気に読み切れました。
香乃が袴田と結婚していて驚き。袴田の負った怪我はつらいものですが、石尾さんのみならずチカにまで復讐の矛先を向けていたのは最低だなと。そんな男でいいの??と思ってしまいました。
チカと伊庭のライバルであり仲間である関係はとても青春らしくてよかったです。
もっと熱い青春小説だと思って読み始めたので最初は戸惑いました…。

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2025年04月26日

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