あらすじ
アフター5はお稽古事に食べ歩き。そんな甘い考えで入社したのは、日中貿易が中心の大阪商社。ところが中国から到着する製品は「首の入らないTシャツ」「子どもサイズの大人服」「雨が降っても開かない傘」。納期が遅れると「工場が竜巻で崩壊」とファクスが届き、現地では宴会の乾杯で潰されそうに……。華僑の上司にしごかれ、中国出張で格闘しつつ見えてきた日中ビジネスの深い闇と希望の日々を赤裸々に描く著者のデビュー作。映画化原作の、元気が出る爆笑ノンフィクション。
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Posted by ブクログ
旅行エッセイではないのですが、中国ビジネスの現場にいた著者が体験したことを書かれた本です。(1990年代)内容は読んでいただけたらわかりましが、このころの中国製品の粗悪さをおもしろおかしく、仕入れする側の苦労が書かれています。中国の国民性というのでしょうか?私も中国へ旅行した際に、この本の中に出てくる人たちの事をは本当だとうなずいたもんでした。笑えるエッセイ本です。