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Posted by ブクログ
『北京大学てなもんや留学記』を読んだのをきっかけに、これより先に上梓されていた本書も購入し読破。
本書では、貿易商社(アパレル)に就職し、中国相手に仕事をこなしていく著者が中国人や中国ビジネスと接する中で感じた日本人・日本企業との違い・ギャップへの驚き、彼らの図太さやバイタリティーなどが率直に綴られている。いわゆるビジネス書とは異なり、ここには生の中国が感じられる。
本書「あとがき」によれば、本書原稿も著者が直に出版社に持ち込んだのがきっかけとなって出版化されたものだとか。同じく「あとがき」を読んで、1998年に「てなもんや商社 萬福貿易会社」(主演:小林聡美)として映画化されたことも知った。映画版も、是非見てみたいと思った。
Posted by ブクログ
2010/8/5
あー、それわかるわかるとか言いながら笑えます。
でもたまにグッと感動しそうになるところも。
何と言っても王課長のキャラクターが良い。
苦労を勝手でもしてしまう。そしてどこまでも前向き。
ちょっと中国人ぽくない気もしますが愛される性格でしょう。
実際に中国との取引がなく、この本を読んでいる方は少ないと思いますが、本の中のできごとを笑いながら読んでいるのと、実際に我が身に降り掛かってきた時の違いは凄まじくデカイです。
まず身をもって知る。これ大切です。
先日、受講したセミナーの講師も言ってました。
「中国はトップみずからその足で市場を見てこそうまくいく」
そしてこの本の中にも良い表現が。
「どんなに賢くても知識があっても、ここは戦場なのだ。観客席から見ているだけの人は向かない」
2010/6/9
『となりの中国人』と同じくR25で紹介。
なぜかこちらは通常出荷。明日届いちゃう。
Posted by ブクログ
中国という国は、不思議な国である。
とめどもなく、発展している。
そこの中にいる中国人。
日本にいる王課長、中国にいる周さん。
ふたりが好対照に書かれていて、
いずれも仕事が好きで、がんばり屋だが、
そこには、身体の中を駆けめぐるものが、
あるような感じである。
中国では、宴会をなぜするのか?
中国の品質管理と日本の品質管理の差が、
カルチャーギャップとして、うまれてくる。
そこで、生き残るには、たゆまない「タフな交渉」なのだ。
「どんなに賢くても知識があっても、ここは戦場なのだ。
観客席から見ているだけの人は向かない。」
「職人気質の日本人は『よいものをつくること』
そのものに喜びを感じるが、
根っからの商人の中国人は、
『できるだけ少ない手間でお金をもうける』
ことに喜びを感じるようだ。
もとから利害は相反する。」
Posted by ブクログ
十数年前、ユニクロが中国に進出する前の時代。
作者が、中国企業と国内企業が共同出資して設立した、
国内アパレル商社に勤めていた頃の経験談。
現地で働いた体験がめちゃくちゃでおもしろい。
当時の中国の考え方や価値観、文化、
アパレル商材の品質の低さが見えてくる。
華僑でバリバリ仕事をするタフな上司の王さん、
香港出身でスマートな働き方をする張さん、
現地工場出身で、独立して成功する周さん、
などの登場人物を通じて仕事を考えさせられる。
大阪商人の父親
「お金がないと、恥かく、義理かく、情けかく」
「お金を手に入れるには、稼ぐ、取る、貰うの三つしかない。」
周さんの起業後、
「家でご飯を食べれるのは月1回、こないだ手帳を見たら去年休んだのは6日だけ。」
成功してお金持ちになっても何故働くのか、
「だっておもしろいじゃない。いろいろな人と会えるし。知り合う人とはご縁がある。
縁は大切にしないと。」
「男はなにか存在理由がいるですから、仕事とにかく発展させたいよ。」
独立して成功する上で必要なこと。
「まず夢ね。これが一番大事。ずっとお金持ちなりたかったですから。」
王さんは、記憶力がいい(仕事は頭にたたきこんでいる。)、
部下には聞かなければ仕事は教えない、
無理な仕事でも「できます。」と取ってきてなんとかしてしまう。
普段はひょうきんなキャラ。頼まれれば面倒くさがらずに必ず引き受ける。
事務処理がむちゃくちゃ早い。
部下に対して感情的に怒らない。
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