あらすじ
「好かれる話し方」でも「分かりやすい話し方」でもない、
「リーダーらしく見える話し方」とは?
カリスマ性がなくても、自信がなくても大丈夫!
「リーダーの自分」を「素の自分」と切り離して考えることで、“最強のリーダー”として人を動かす話し方ができるようになります。
著者はNHKでキャスターとして活躍しながら大学院でスピーチ研究に取り組み、博士号を取得。現在は国立大学教員として研究を続ける傍ら、スピーチコンサルタントとして経営者や政治家などトップリーダーのトレーニングを行っています。
本書では、古今東西の優れたリーダーたちが実践している「秘伝のテクニック」を多数紹介していきます。
◎なりたい理想のリーダーをイメージする
◎答えを求めない問い(レトリカル・クエスチョン)を投げかける
◎声のエネルギーレベルをコントロールする
◎能動態でシンプルに言い切る
◎数字を語る文章と評価や感情の入る文章を分けて伝える
◎判断基準を明確に示す
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あなたが今までどんなに話し方の本を読んで勉強してもモノにできなかった「人を動かす話し方」が身につく一冊です!
目次
第1章 リーダーの話し方は「これだけ」やればいい
第2章 注目を集める
第3章 高揚感を高める
第4章 信頼感を与える
第5章 基準を示す
第6章 器の大きさを見せる
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
リーダーの話し方に関しての本で、
演説やスピーチは当然ながら、
それ以外の日々のコミュニケーションなどでの重要なポイントが書かれていて面白い。
Posted by ブクログ
必要なのは影響力を与えること。
1 注目を集める
①話す前から勝負
例えばスピーチなら、登場シーン。
靴音をしっかり立たせる。オープニングSEの効果となる。
話す前にしっかりと観客を見つめる
②名乗り
名乗るときに瞬きをしない。歌舞伎役者になったつもりで睨みを利かすくらいで。
③話し方
一文一方向で話す。常に視線を全体に、は×
④レトリカルクエスチョン
答えを求めない問い。
⑤沈黙を使いこなす
レトリカルクエスチョン+沈黙
問いかけに間の効果が加わり、視線、注目が集まる。期待が高まる。最低3秒。
⑥キーフレーズを刻み込む
13文字以内で、相手の脳に残るフレーズを。
スピーチ内で繰り返す。
話を忘れたら、飛んでしまったら使う。
(キング牧師、I have a dream.など)
人生に失敗など存在しない
などなど。近畿大学のスピーチ動画参照。
2 高揚感を高める
①対極を示す
②野望を述べる(個人の思いではなく)
③声のエネルギー量を変える。話す内容により。
④話をする目的は3つある。交換獲得、情報提供、行動変容+リーダーに必要なのが儀礼