【感想・ネタバレ】阿津川辰海 読書日記~かくしてミステリー作家は語る〈新鋭奮闘編〉~のレビュー

あらすじ

大好物のミステリーを食べて、こんなに大きくなりました――アガサ・クリスティー、綾辻行人、エイドリアン・マッキンティ、伊坂幸太郎、ジェフリー・ディーヴァー、都筑道夫、D・M・ディヴァイン、法月綸太郎、ヘニング・マンケル、山田正紀……など総勢362名、1,018作品。一日一冊以上のペースで爆読する若手屈指の本読み作家が大好きな作家&作品を存分に語り尽くした偏愛ミステリーガイド。この熱量と文字量、どうかしてるぜ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ミステリ作家、阿津川辰海の読書日記。
web連載の内容をまとめたもの。
先日続編が出たので、慌てて読み終えた(webで追っているので、実質再読)。

何はともあれ凄い熱量。圧倒的な読書量で、毎月どのくらい読まれているんだろうと思う。
特に嬉しいのは、日本人作家がメインの回でも、毎回必ず翻訳ミステリが紹介されていること。
ガイドブックとしても使えて、非常に参考になる。

続編も楽しみにしています。

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2024年08月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まことさんのレビューからポチっとゲットした一冊。
これはまたとてつもなくすごい本を手に入れてしまった。
若干28歳(かな?)の若手作家によるミステリ愛ほとばしる書評・解説・エッセイ集。
何かの解説で見ていたことがあったのは『オクトーバー・リスト』と『レイン・ドッグズ』でした。
これらの解説を読んでフラグを立てていた自分を褒めたいぐらい。

何がすごいってこの年齢にして古今東西のミステリを押さえ、完璧なまでのクリティー評を備え、ディック・フランシス、ヘニング・マンケル、D・M・ディヴァインの攻略を記すことができ、泡坂妻夫、土屋隆夫、鮎川哲也にまで通じながら、伊坂幸太郎が入口だと言う圧倒的な土台。
この作品の解説にあれを当ててくるかぁ、なるほど読んだことないけどあの系譜なのね、そうそうあの作品はそう読むよね(指示代名詞ばかりで意味わかんないですね)、ともう関心しきり。

海外ミステリ好きなら絶対読むべき。
刺さること間違いなし。
もちろん国内ミステリ好きも。

著者のミステリ作品は実はまだ読んだことないのだけれど、もう既にファンになってしまった。
むしろ敵愾心すら感じる(どの分際でw)。
青崎有吾?、斜線堂有紀?、近いうちに読むさ。
R・ゴダードやT・H・クックは読んだことあるかい?(あるんだろうなぁ。。。)
と何か一人でムキになってしまいました。

そして、読みたい本が100冊は増えましたとさ。

0
2022年10月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ここまで読む人は、もしかしたらいるかもしれない。
 けど、ここまで書誌的にデータを残して書く人となると、どうだろう。どれもこれも楽しく語っているところが良い。

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2022年11月09日

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