【感想・ネタバレ】ボーダレス ワールドのレビュー

あらすじ

1989年、「ハーバード・ビジネス・レビュー」(日本版ではない)の読者投票でトップとなった連載をベースとした大前氏の名著、電子書籍で復活。日本がまだ偽りのバブル景気に踊っていたその時に、大前氏は早くも「グローバリゼーション」ということばを使い、「従来の貿易統計が意味を持たない、国境を越えた『ボーダレス経済』」の本質を解く。本書の凄みは、20年以上も前に著者が以下のように強く告げている点にある。「本書は『ビジネス戦略』と『競争』に関する私の理解や経験を、マクロ経済問題に対する信念や分析と結びつけたものである」。グローバル経済の最前線、内外企業の企業事例と彼らの発見が多く記されている。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

1990年出版で、まだインターネットも一般に普及していなかった頃の作品ですが、グローバル経済における企業のありかたが鋭く語られていて驚きでした。特に、現地法人におけるビジネスは徹底して、現地のニーズをくみ取らなければならないこと。しかし、組織においては、裁量権を現地法人に与えつつも、その前提として本社幹部と現地法人幹部との間で、日ごろから密接なコミュニケーションがあることが条件という指摘については、時代が変わっても普遍なものだと感じました。

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2014年07月07日

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