【感想・ネタバレ】殺しへのラインのレビュー

あらすじ

『メインテーマは殺人』の刊行まであと3ヵ月。プロモーションとして、探偵ダニエル・ホーソーンとわたし、作家のアンソニー・ホロヴィッツは、初めて開催される文芸フェスに参加するため、チャンネル諸島のオルダニー島を訪れた。どことなく不穏な雰囲気が漂っていたところ、文芸フェスの関係者のひとりが死体で発見される。椅子に手足をテープで固定されていたが、なぜか右手だけは自由なままで……。傑作『メインテーマは殺人』『その裁きは死』に並ぶ、〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズ最新刊!/解説=若林踏

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Posted by ブクログ

ネタバレ

今作もいいぞー。こりゃ分からんわ。ちゃんと手がかりは出してあるのに、綺麗に誘導されました。思い返せば提示されたある手がかりには、その後触れていないのに、それを怪しいと思うこともなかった。ホロヴィッツ、流石ですね。物語も退屈する所もなく愉しかったです。

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2024年08月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・あらすじ


・感想
実は1.2作目を読んでないんだけどこれから読んでも大丈夫だった。
同作者の他作品であるカササギやヨルガオは作品の湿度が高い感じがするんだけど、こっちはアンソニのちょっと間抜けな感じが可愛くて、そのおかげ?でちょっと雰囲気が違って面白かったな。
犯人は分からなかったけど!
ホーソーンはやなヤツだけど嫌いじゃない。色々謎が多そうで気になるやつだった。
これから1.2作目を読みたい。

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2024年03月03日

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ネタバレ

ホーソーンとアンソニーの関係がビーフ巡査部長とタウンゼンドの関係みたい。容疑者や関係者のキャラが濃い目なので、2人の距離がもう少し近い方が読みやすい。
今回はホーソーンが警察を辞めた原因の事件関係者も登場し楽しみは多かった。
最近のミステリは事件の背景が生々しいのが少し読みにくいと思ってしまう。

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2025年10月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ホーソーンシリーズ3作目。ひなびた田舎の孤島で行われる文芸フェスに出向くホーソーンとホロヴィッツ。そして起こる殺人事件(起こらなければ小説にならない)

王道正統でクラシカルな謎解き。今回もがっつり満喫させていただきました。しっかりかつきちんと張られる伏線、意外なのに得心が行く謎解き、犯人候補の意外な正体…どれもこれも十分満足できる要素で、構成もさすがの円熟味感。

前2作が凄すぎて若干影が薄いようにも感じたが、十分満足の出来。次回作以降も王道クラシカルなミステリーを堪能させて欲しいし、期待を裏切られることはないだろうと思う。

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2024年09月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ホーソーン・シリーズの第三弾。

もやもやする。
ホーソーンの退職の原因らしい犯罪者と対峙したのに、
過去に何があったのかは判明しなかったので。
しかも犯罪者の方は自殺するし、
そう追い詰めたのがホーソーンなのかもはっきりしない。

事件の方は文芸フェスが開かれた島で起こる。
ネットカジノで富を築いた富豪が殺されたのは、
島に送電線を引く事業の反対運動のせいか、
妻に財産を残した遺言のせいか、
だらしない女遊びのせいか。
続いて、その妻も殺される。

もやもやするのは、共犯者二人の母娘のうち、
母は病死してしまい、娘の方は罪を母にかぶせて無罪になったことかも。

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2024年01月26日

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ネタバレ

島で開催される文芸フェスという舞台と導入が良かった。
面白かったけど、一番大きな謎とされていた右手が拘束されていなかった理由がトリックなどに関係していたわけではなかったことが少し残念に思ってしまった。
アンソニーは相変わらず良いキャラで楽しかった。

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2025年03月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一番怪しげな人物が犯人という何だか単純な結末だなと不思議に思っていたら、やはりどんでん返しがあった。
今回は島という閉鎖空間、今までとはちょっと違う舞台設定だったのは新鮮に感じた部分。
ただ、ホーソーンの分かりにくさが今回は少なく、このシリーズの面白さがやや低かった印象。
でも、ホーソーンの秘密らしきものが提示され、次作への興味も湧く。
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2024年11月16日

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