あらすじ
失敗して笑われるくらいなら、しないほうがマシだ。誰かに悪口を言われているのではないか。いちいち許可を得ないと、怖くて仕事がすすめられない。――そんなふうに、「心」をすりへらしながら生きていませんか? 「不安」に支配されると、人は消耗していきます。「心」にとっての最大の敵は、「不安」なのです。それに押しつぶされることなく、もっとふくよかな心で生きるために、今できることがあるのではないか? 本書は、そんな思いを抱く人のための、人生の危機管理の本です。「現状にしがみつくから、挑戦できない」「迎合する人は傷つきやすい」「人から嫌われて困ることは何もない」「理想の自分に執着しない」……など、私たちが抱く不安の原因を考え、その対処法を明らかにしていく。さらに、少しでもラクに生きてゆくための「心の習慣」を、著者自身の経験をふまえながら提案する。
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Posted by ブクログ
著者がすすめる不安をしずめる考え方。
一つ目は、事実が大変なのではないと言い聞かせること。
脳が処理する段階で大騒ぎしているのであって、事実はそんなに深刻ではない。
2つ目は、同じ状況をほかの人ならどう考えるかという発想。ほかの人なら気にしないような問題ではないか。
3つ目は、今自分がもっとも恐れていることを考えること。そうすれば、今の事態が大事件でないことがわかる。