【感想・ネタバレ】覇王の譜(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

「お前は一流にはなれんよ」。七年間、C級2組から這い上がれない直江大に剛力英明王座はそう言い放つ。旧友との目も眩むような格差。だが、天才少年との邂逅、“孤剣”の異名を持つ師の特訓が、燻っていた直江を覚醒させる。彼の進む道の先には運命の対局が待ち受けていた。元奨励会会員、将棋を深く知る著者が青年棋士の成長と個性あふれる棋士群像を描く。魂震わす将棋エンターテインメント。(解説・西上心太)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『盤上の向日葵』に続く2冊目の将棋小説。盤上の向日葵が将棋をモチーフにしているが真剣師の生き様を描いているものに対し、こちらは、元奨励会員の作者が描く将棋棋士。
ストーリーとしては、天才といわれた棋士が奨励会同期に敗れたことをきっかけに、一人はタイトルホルダーへ。もう一人は下位で燻る棋士へと。
その彼との繋がりを断ち、少年天才棋士や師匠、序列一位の棋士との研究会などを経ることによって実力を高めていくことに。
終盤のタイトル戦の挑決で主人公を負けさせるところなどは、驚いたが、百折不撓を表しており、主人公が強くなっていくところを描いているのかなと感じた。
元奨励会の先生が描いているだけあって、棋士の先生たちがこのような感情や思考で将棋を指しているのか?と想像できてとっても臨場感が出ており良かった。

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2023年01月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。
観る将の自分にしてみたら棋士の苦悩が分かる気がした。
実際はこんなもんじゃないのだろうけども。

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2022年12月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

格下だった奨励会同期の親友に追い抜かれ、プロ棋士の底辺に漂っていた主人公が、親友と決別して、いろんな人と関わりながら気力、精神力を高める。そして棋界トップの一人となっていた元親友とタイトル戦で戦う。
最後の最後に、師匠が残した芸術的詰将棋(元親友は否定的だった)の考えが役にたって奇跡の逆転勝ちとなった。

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2022年12月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

元奨励会員による将棋小説だけあって、将棋界や棋士の実状がこと細やか。
なかでも対局場面の描写は、それを知らない者もじゅうぶん引き込まれる。最終局は手に汗にぎりました。

ただ人物設定や対局中の会話などは小説的というか、わかりやすい場面が多いのは仕方ないのかな。
派閥いじめやトイレでの偽会話、裏ではヤンキーのような女流とか、本当にあったらイヤだなぁ…

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2023年03月23日

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