【感想・ネタバレ】凍雨のレビュー

あらすじ

福島県北部に位置する単独峰、嶺雲岳。
この山を十二年ぶりに訪れた深江信二郎は、亡き親友である植村の妻真弓と、遺児佳子の母娘の姿を見た。
一方、無頼の男たちを束ねる遠藤達也も入山し、謎の中国人組織と銃撃戦を開始した。
深江と母娘は、その争いに巻き込まれてしまう。山が血で染まっていく……。
彼らの正体は? そして、深江と母娘の過去の因縁とは?
気鋭が山岳アクション小説に新境地を拓いた!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

解説にもかかれているとおり、山岳版ダイハードのような作品。ですが爆発とかそういった派手なエフェクトはなくて、深く静かに男たちが格闘する。そんなややストイックな山岳アクションです。
ハリウッド映画だと、主人公がやたらに強すぎたり、撃たれても5分後には何もなかったように動いてるとか、そんな不自然さがありますが、この小説ではダメージの描写もリアルです(それでも強いけど)。
比較的優しい系のミステリーを書く印象があった作者ですが、意外な一面を見せられた感じです。

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2014年10月05日

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