【感想・ネタバレ】15万人診た高齢者医療の名医が教える 70歳すぎても歩ける体になる!のレビュー

あらすじ

今は元気に出歩けても、5年後、10年後には……あなたは大丈夫?

◎歩くことがもたらす効能は、驚くほど多種多彩
◎バランス力があれば疲れない、転倒しない
◎骨粗鬆症の予防は、骨折しやすい年代になってからでは手遅れ
◎高血圧、高血糖で死にたくなければ、この心がけを
◎自覚がない人のための「軽度認知障害」チェック
◎遅筋をどう鍛えるかで残りの人生が大きく変わる

……「最後の活動期」70代で寝たきりや要介護にならないためのメソッドを大公開。
ゆる~く続けて、人生を最後まで楽しみつくそう!

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Posted by ブクログ

この間、読んでいた小説で立て続けに、高齢の方が転んで立てなくなったというエピソードが出てきた。
ああ、そういうことはありうるな、と思っていたら、実家の母が、ひざの変形性関節炎で歩けなくなった。
介護保険の申請をして、デイケアの方やヘルパーさんに助けていただきながら、何とか生活ができるようになった。
が、そうこうしているうちに、今度は義母が転倒。
骨盤を二か所骨折して入院となった。
特に地方では、歩けない、車に乗れないだと、本当に生活ができなくなる。
そういう厳しい現実を目にして、本書を手に取る。

本書では、まず立ち方、座り方、歩き方の指南からはじまる。
そしてそれを支えるためのストレッチと筋トレ。
毎日やらなくてもいいが、長い期間続けることが大切とのこと。
筋トレやストレッチについては、例えば中野ジェームズ修一さんの著書にある内容とも重なる。

後半は骨粗しょう症と認知症予防の話になる。
男性はYAM値(20~44歳までの健康な女性の骨密度平均値)の80パーセント程度の人でも、骨折するという話は衝撃的だった。
骨密度の他に、骨の質(コラーゲンの老化具合)も大切だそうだ。
骨に刺激を与えることと栄養が必要だということだ。

歩けなくなっている親たちのことが心配になる。
入院している義母は、今リハビリを受けているからよいだろうが、実家の方はどうだろう…。
と同時に、自分たちも栄養面で心配だ。
できることはやっていかないとね。

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2023年01月15日

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