【感想・ネタバレ】イチローvs松井秀喜~相容れぬ2人の生き様~(小学館101新書)のレビュー

あらすじ

イチローと松井秀喜「知られざる不仲の真相」イチローと松井秀喜。日米球界を代表するスターであり、後世に語り継がれるライバル同士である。イチローは昭和48年、松井は昭和49年の生まれ。ともに外野手で左打ち。共通点は多い。だがいつしか2人はメジャーリーグで対戦しても、談笑はおろか目も合わさなくなった。日本ではタブー視されたが、アメリカでは公然と「不仲説」が唱えられた。なぜ相容れないのか?本書は、その謎を解き明かすため両雄の「生き様」に深く切り込んだ。例えば野球人として歩んできた道。イチローはオリックス、マリナーズという地方球団に属しながらも、安打という「記録」を積み重ね現在の地位を築く。一方、松井は優勝を至上命題とする巨人、ヤンキースの主軸を担い、勝負を決すホームランを放つことでファンの「記憶」に残る選手となった。「個人成績」を求めるイチローと「チームの勝利」を追う松井――鮮やかなコントラストはそれだけではない。生い立ち、ファッション、ファンからの愛され方……2人の人物像をあらゆる点から比較してみると、「水と油」の理由が浮き彫りになる。2010年から同地区で対峙する両雄。因縁対決を楽しむためにも必読の一冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
高校時代に邂逅した2人は、ともにプロ野球選手として頂点を極めた。
メジャーリーガーとなった後も、試合前には仲良く談笑し旧交を温めていた。
だが、2006年のWBCを機に、その姿は見られなくなった。
日本から海を渡ったヒーロー2人は、なぜ相容れぬ仲となったのか。
2010年は同リーグ同地区で戦う2人の「不仲の真相」を、その生き様から解き明かす。

[ 目次 ]
第1章 決別の瞬間(WBCという岐路;「名門」への劣等感 ほか)
第2章 相容れぬ半生(好敵手の幼少時代;2人の師弟愛 ほか)
第3章 記録と記憶(年俸という報酬;メディアとの距離 ほか)
第4章 個性と感性(両雄のアイデンティティ;米国での「衣食住」 ほか)
第5章 新時代へ(赤ゴジラ誕生;雌雄を決す時)

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2011年06月12日

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