【感想・ネタバレ】喘ぎ泣く死美人のレビュー

あらすじ

昭和3年、町はずれに住んでいた60歳過ぎの女性・片岡直が殺された。行きずりの強盗が犯人だろうと思われたが、事件の真相は直の恐ろしい過去に隠されていた――。そのほか当時の交友関係をベースにした「艶書御要心」「素敵なステッキの話」、外国を舞台とした「夜読むべからず」「喘ぎ泣く死美人」、また新たに単行本未収録作品「燈台岩の死体」「甲蟲の指輪」を加えた全18作品を掲載。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズものではない短編やショートショートが詰め込まれている。外国を舞台にしたものもあり、いろんな種類の話がさらっと読める。
表題作もよかったけれど、「霧の夜の放送」や「首吊り三代記」の薄暗い雰囲気が好みだった。登場人物が善人ばかりな「燈台岩の死体」も読後感が良い。気楽に楽しめる一冊だった。

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2025年02月13日

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