【感想・ネタバレ】マンガでよくわかる怒らない技術のレビュー

あらすじ

■累計92万部の『怒らない技術』シリーズがついにマンガに!

著者の嶋津良智氏は、
かつて【怒り】を使って部下をマネジメントしていました。

短期的に成果は上がるものの、持続しない。

悩むなか見つけた解決策が「怒らない」と決めること

■誰でもカンタンにできる方法で「怒らない」習慣を身につけた嶋津氏は、
マネジャーとしての成功を収め、その後独立し、起業
現在は、教育事業をスタートし後進の育成に努めています。

■マンガが面白い!「いるいる!」「あるある!」共感の嵐

オーモリ食品入社4年目の坂上千夏は、
スイーツに並々ならぬ情熱を傾ける元気印
所属する営業部でも持ち前のガッツが評価され、
新作スイーツ発表会イベントのリーダーに抜擢される。

思わぬチャンスにやる気がみなぎる千夏だが、
配属されたチームメンバーはまったくその気がない様子…

理解を示してくれないチームメンバーや上司に
イライラが募る千夏の前に、人事部の多喜が現れる

【イライラ】【怒り】、誰もが持つ感情をテーマに扱っている本書

登場人物に深く切り込む、
読み応えたっぷりの1冊です

■内容
登場人物紹介
はじめに
・プロローグ「怒らない技術」で人生は変わる
・第1話「怒るか」「怒らないか」を決めているのは自分自身
・第2話「第一感情」と「価値観の眼鏡」が怒らない技術のカギ
・第3話 怒らずに気持ちが伝わる「4つのポイント」
・第4話 人生をうまくいかせる「3つのルール」
エピローグ
おわりに

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Posted by ブクログ

ネタバレ

分かりやすく勉強になった。
まず漫画を読むだけでも読み進められる。

詳細が気になった時に読むことで勉強になりました。
アンガーログをつけることや主観のメガネを外して考えることは、怒りを抑えるだけでなく、非常に大事な考えだと思いました。

0
2017年08月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

目の前の出来事には何の意味もない、そこに怒りを選択しているのは自分自身、しかし価値観の眼鏡を変えれば別の風景や意味が見える。怒りの記録をつけることで状況や時刻などのパターンに気づく。相手を変えようとするよりも自分にできることがなかったか問う。怒りの背景にある第一感情(苦痛、寂しさ、弱さ、絶望、不安、ストレス、痛み、悲しみ、心配など)を見つけ、それを伝える。目の前の状況を変えたいとき、きちんと伝えるために会話に入れる4つの要素(①どんな行動に問題があったのかという具体的な事実、②具体的な影響、③どんな感情が自分に芽生えたのか、④相手への尊重をしっかりと示す)。人生をうまくいかせるための3つのルール(①命と時間を大切にする、②思ったとおりにいかないのは楽しいこと、③成功できなくても必ず成長できる)
マンガの内容・ボリュームは物足りないが、その分説明で大切なポイントが分かりやすく述べられており、参考にしたいことが多かった。
16-175

0
2016年09月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2016年、59冊目です。

この本を読んでいた頃、職場で私が腹を立てていて、怒りをぶつけている人がいたので、そこへ思い入れしながら読みました。幸いなことに、現在その人への怒りはすっかり解消され、人間関係も良好となりました。
しかし、一度怒りを誰かにぶつけてしまうと、そのあと人間関係を修復、発展させることは非常に困難ですね。私には他にも怒りをぶつけた人はいるが、人間関係は凍り付いたままが、ほとんどです。

人間関係を凍り付けてしまうよな「怒り」に到達する以前の状態でも、周りに怒りをぶつけて、嫌な思いをさせている人はたくさんいます。
そういった、相手を不快にしかさせない「怒り」を自分自身がどうやって制御するのかを説明した一冊です。そしてこの本は、元は「怒らない技術」という新書版があります。それを、マンガ仕立てにして、読みやすくしたものです。「マンガでわかる〇〇 」という定番の販売方法ですね。元の新書を読んでいるので、さらに読む必要がないとは思いませんでした。読んだ本の内容は、普段ほとんど、”海馬”の奥に沈み込んでいるので、こういった形で読むと記憶が少し蘇ってきます。

この本の中には、その当時私が腹を立てていた人のイニシャルが何か所にも書きこまれています。またその時の怒りの気持ちもその本の中に走り書きされています。
ある面で、この本の中で紹介されている一種のアンガーログをとるようなことに相当しているようです。また怒りは第2感情といわれて、怒りの原因となる感情がある。相手を支配したいとか、優しくしてほしいとか、自分に感謝して欲しいとか、そういった感情が私には常にあるように思いました。

でも、「怒らない技術」といっても、自分の心の中に生まれる”怒り”をなくそうという取り組みではありません。そこはもっと違うアプローチがあると思います。
人は怒りたければ怒っても構わない。怒りによいも悪いもありません。怒りの表現・表出の仕方によい悪いがあるだけ。怒りの8割は、自己満足のために表出している不要な怒りだと言われています。先ずは、自己満足のために表出してしまっている8割の不要な怒りをなくしましょう。そして、2割の必要な怒りを正しく表出させましょう。この本は、感情のコントロールについて書かれています。感情のコントロールができれば、人生をコントロールすることができます。

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2017年09月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

マンガで場面の紹介があり、その後活字で詳細な説明に入るというスタイル。マンガが交えられているので読みやすくまた理解しやすい。「怒る」という行為は、人間誰もが平等に持っている時間をロスする最も忌むべき行為である。他人が作ってきた資料がイケていない場合、他人に全ての責任があるのだろうか。いや、自分の指示が悪かった可能性もあると、自分にも責任があると捉えられるようになるとよい。他人は変えられないが、自分は変えられる。「頑張って努力をすれば成功が手に入るかわからないが成長は必ず手に入る。」。富士山の山頂に到達するのに、ヘリコプターで辿り着くのか、一合目から登り切るのか、富士山の頂上に辿りついたという結果は変わらないけれども、達成感や成長実感は大いに変わるであろう。本書の趣旨とは異なるかもしれないが、苦しみ悩み考えるといったプロセスを数多く経験し、成長していきたいと感じた。

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2016年11月20日

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