あらすじ
日本初刊行、天才のすべてがわかる決定版がついに文庫化
IQ180以上、中学校中退。起業、AppleでSiriの開発に関わり20代で性を変えた無政府主義者が台湾政府で活躍するまで。
※この電子書籍は2022年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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Posted by ブクログ
ひとつひとつの悩みを、学びと人々との交流で乗り越えてきたオードリーの半生を学べた。
今の私に響くのは第3章と第4章だ。
第3章は、自分という人間が3つの「自分」から出来ていることに気づき、それらを統合する自己像を作り上げるプロセスを端的に描く。
第4章は、Perlコミュニティへのコミットメントを担い、実業家としてどのような仕事を選んだかを描く。
第3章で得られた自己をベースに、第4章ではオードリーがビジネスやコミュニティで行動を起こす。
この行動を起こすのが今自分が注力するトピックであり、進めるべき物語だ。
次は自分の対話に入ろうと思う。
Posted by ブクログ
タン氏の本を読むのは2冊目だが、人物に対する造詣が深まった。
・ブラックハッカーは社会の敵だが、ホワイトハッカーは社会の見味方
・家も車も売り払ったお父さんに対し娘は賛同
・天才とみなせれる多くの人には自分にしかない闇が有る
みなされない多くの人には自分にしかない輝きが有る
・ざっくりとした合意で進んでいく事が重要
・ひまわり学生運動はこれまでの政府へのアプローチ方法を変えた。興味を持ち、もみ合い、ブラッシュアップしていく
・政治参加を拒否する代償は自分より劣る人間の支配下に置かれる事である。
・中国は1949年以来ずっと台湾進攻の意図を持ち続けている。男性は服役、女性は射撃訓練を受ける。
・2020年WTO最も検疫システムが進んだ台湾の取り組みを紹介しなった。参加を認めないというバカバカしさ。