あらすじ
リシャーナ・ダスティアは、公爵家の末娘。
ローズウェル王国の宰相を務める父と、優秀な兄二人や姉に愛されて、平穏な日々を満喫していたところ、通っている学院での騒動に巻き込まれます。
王国の第三王子・ルーベンスが、婚約者のクリスティーナを糾弾する場面を目撃してしまったのです。
その場面は、脳裏によみがえってきた乙女ゲームのエンディングとまったく同じ……。
困惑しつつリシャーナは、クリスティーナを救う決心をするのでした……!
感情タグBEST3
乙女の鉄槌
よくあるザマァとは少し異なる味わいです。
良くない意味での俺様王子の好き勝手な行動、婚約者である令嬢のピンチの場面では頭の切れるヒロインが、理路整然と立ちはだかって王子を引き下がらせるシーンは正義の味方のようで爽快です。
忠言
ルーベンスは権力をかさにリシャーナを拘束しようとしますが、彼女の忠言がこたえたのか、諦めてその場を去りました。そこに一部始終をずっと見ていた人物がいました。この人物は一体誰なのでしょうか?それにしてもルーベンスは上に立つ人物には相応しくないように思えます。