【感想・ネタバレ】15歳の寺子屋 15歳の日本語上達法のレビュー

あらすじ

豊かな未来のためには、なにが大切で、どう生きるべきか? 大人の世界へ踏み出していく少年少女たちへ、第一線で活躍する人生の先輩が贈る書き下ろしシリーズ「15歳の寺子屋」

「お刺身」と聞くと生ツバを飲みこむのに、「死んだ魚」と聞くと……? どうして言葉ひとつで、こんなに感じかたがかわるの?
日ごろ、何気なく使っている言葉の役割や、その不思議な力を、日本語の達人がわかりやすく解説。日本語力をアップさせる秘訣も伝授!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

日本語力を上げるには。
①外国語を学ぶ
②古典に親しむ
③正確に伝える訓練をする
外国語を学ぶ意義について考えさせられた。つい最近「仕事で使わないから、英語を学ぶ必要性がないです。」って英会話教室の勧誘をしてきたお姉さんに答えたばかりだ(汗)

分かりやすくて面白かった。これは授業で使える。

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2012年08月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

お父さんの金田一春彦先生がとっても好きだった。
この先生は若者の言葉の乱れを追及する番組で
「言葉は変わるものですからね。
 長く使われれば、それが当たり前の表現になる。」
と、サラッと言った人。なんて、おおらかなんでしょう、なんて柔軟なんでしょう。
その先生を父として、さらにはおじいちゃんが金田一京助。
すごい家系だ。
15歳でこの本に出会っても、正直あんまり感銘はうけなかったかも。それくらい15歳は、いろんなことに大忙しだ。
だけれど、こんなことを言った人がいる、
ということを知っていること、それで、いいのかもしれない。
人を傷つける言葉も、人を救う言葉も、
どちらも使えるけれど、使うのは自分だ。
言葉に傷つけられるのも、救われるのも自分。伝えたいことを、伝えたい人に、伝えられる言葉を選ぶ。

そんな風になれたらすごく素敵。すごく豊か。

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2011年07月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

学校で勉強することじゃなくて、言葉を得ることの大切さ。

文字が書けるということではなく、言葉を、語彙をどれだけ持っているか、の話と捉えた。自分が思考するのに、世界を捉えるのに、言葉を使う。だから、言葉をたくさん持っていて、たくさん使えた方が、より世界をくっきりと捉えられるし、自分をしっかり伝えられる。言葉にならないこともあるし、言語が異なると捉え方は重ならない。だから伝わらないこともある。でも、自分が使っている言葉に目を向け、外国で異なる言語を使う文化を知り、古典から過去の人の言葉に触れれば、世界はもっと広くなるし、自分はもっと深くなる。

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2020年03月08日

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