あらすじ
「企画書が書ける」だけじゃない
・コミュニケーション力
・課題発見力
・情報収集力
・アイデア発想力
・書類作成力
・プレゼンテーション力
あらゆるビジネススキルは企画書で身につける今、「企画書は苦手」で生き残れますか?
ビジネスをめぐる環境が激しく変化しつつある現在、企画書・提案書の重要性が高まっています。企画書・提案書をビジネスパーソンの武器として、その基本的な作り方から、ひと味違うものを作るコツ、プロジェクトでの活用法まで、即効性のある「法則」として紹介したものが本書です。社内外で採用される企画書・提案書をまとめるために、ビジネスパーソンの必須スキルとして求められる「情報収集」「発想」「表現」の場面ですぐに使える便利な1冊です。
【目次】
第1章 企画書・提案書はあなたの武器になる
第2章 課題を引き出す質問力を身につける
第3章 企画書を書く前にすべきこと
第4章 これが効率的、情報収集術とまとめ方
第5章 企画の肝、課題解決とアイディア発想法
第6章 企画書の基本形をマスターする
第7章 採用される企画書・提案書の作成方法
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Posted by ブクログ
企画書・発想力まとめ
① 企画書は「まね」から始めてOK
・企画書は難しく考えなくていい
・最初は誰かの企画書をまねして書けばいい
・何回もまねして書く
→ 自然と慣れる
→ 自分のスタイルができる
・ 「企画書」と「提案書」は、基本的には呼び方の違い
・タイトルが「企画書」「提案書」「○○案」などでも大きな問題ではない
【ポイント】
・企画書は誰かの「まね」をして書いてもいい
・怖がらず、まず書いてみる
② アイデア発想力の6つの要素
ジョイ・ギルフォードが挙げた発想力の6要素。
(1)問題への感受性
「問題はどこにある?」と気づく力
(2)思考の流暢さ
数多くのアイデアを出す力
(3)思考の柔軟さ
多角的・いろいろな方向からアイデアを出す力
(4)思考の独自さ
他にはないユニークなアイデアを出す力
(5)再構成する力
複数のアイデアを組み合わせる力
(6)具体化する力
アイデアを具体的な形に仕上げる力
【企画書との関係】
問題を見つける
↓
たくさんアイデアを出す
↓
いろいろな角度から考える
↓
ユニークなアイデアを考える
↓
アイデアを組み合わせる
↓
具体的な企画にする
・企画書を書くこと自体が発想力のトレーニングになる
・どんなテーマでも、人任せにせず企画書を作ってみる
・何度も企画書を書くことで発想力が高まる
【ポイント】
・発想力を鍛えるには、実際に企画書を作るのが効果的
③ オープン・クエスチョンとクローズド・クエスチョン
オープン・クエスチョン
・YES・NOなどに限定せず、自由に答えてもらう質問
・相手の考えや背景などを詳しく聞きたいときに使う
例
「この点についてどのようにお考えでしょうか?」
「今回の企画を考えた背景を教えてください」
「他に希望されていることはありますか?」
クローズド・クエスチョン
・YES・NOで答えられる質問
・2択・3択など、選択肢を限定した質問も含む
・事実や自分の理解を確認するときに使う
例
「この理解で合っていますか?」
「A・B・Cのどの方向性でしょうか?」
「○○が目的という認識でよろしいでしょうか?」
オリエンテーションでの使い分け
(1)相手の説明を聞く
↓
(2)オープン・クエスチョン
・分からないことを聞く
・相手の考えを聞く
・依頼背景や希望を聞く
↓
(3)自分の中で主要ポイントを整理する
↓
(4)クローズド・クエスチョン
・自分の理解が合っているか確認する
・方向性を絞る
↓
(5)オープン・クエスチョン
進め方、必要事項、注意事項、その他の希望
【覚え方】
「広く聞く」→ オープン
「絞って確認する」→ クローズド
「最後に補足を聞く」→ オープン
④ オリエンテーションにはチェックリストを持っていく
・聞き漏らしを防ぐ
・後から質問しにくい相手にも対応できる
・企画書作成に必要な情報を最初に集められる
チェックする内容
【基本情報】
* 取引先・ブランド名
* 実施日時
* 場所
* 相手の出席者
* 自社の出席者
* 担当者
【企画について】
* 要望
* 課題
* 目的
* 依頼背景
* 対象
* エリア
* 媒体・手段・形態
* 期間
* スケジュール
* 予算
* 必須事項
* 注意事項
【プレゼンについて】
* 提出日時
* プレゼン日時
* 提出形式
* 場所
* 出席者
【市場・競合について】
* 競合会社
* 商品・サービスの特徴
* 市場傾向
* 消費者動向
* これまで実施した内容
【ポイント】
「企画書を書くために、何を知っておく必要があるか?」を事前に考えて、チェックリストにする。
⑤ 企画書作成の7ステップ
STEP 1
どんな企画書を書くのかを決める
STEP2
作成スケジュールを立てる
STEP3
フォーマットを決める
STEP4
仮説を立てて構成を決める
STEP5
必要な情報を集めて整理する
情報収集、素材集め、下準備
STEP6
課題解決方法を考える
・集めた情報をもとにアイデアを考える
・課題をどう解決するか考える
STEP7
企画書として文章・資料にまとめる
・内容を文章化する
・最後に見やすく仕上げる
【重要】
いきなり企画書を書き始めない。
「構想」
→「準備」
→「情報収集」
→「課題解決方法を考える」
→「文章化」という順番で作る。
⑥ 企画書に必要な情報の種類
( 1)マクロ情報
* 企業や商品を取り巻く状況
* 市場
* 競合
* 社会状況
* 消費者動向など
→ 戦略的な企画書で重要
(2)企画補強情報
* 企画に説得力を持たせる情報
* データ
* 調査結果
* 根拠
* 参考事例など
→ 「なぜこの企画をするのか」を説明するために必要
(3)実行必要情報
* 実際に企画を実行するために必要な情報
* 料金
* 掲載条件
* 会場
* 会場の見取り図
* 搬入口
* 搬入可能時間
* 見積もりなど
→ 「実際に実行できる企画か」を確認するために必要
【覚え方】
戦略的な企画
→ マクロ情報が重要
短期・具体的な企画
→ 企画補強情報+実行必要情報が重要
⑦ アイデア発想術
アイデアが出ないときは、刺激や考える方法を変える。
* 人に相談する
* 街に出る
* インターネットからヒントを得る
* 週刊誌からヒントを得る
* テレビからヒントを得る
* 自然や動植物を見る
* 連想を広げる
* ブレインストーミング
* カードブレインストーミング
* レオズボーンのチェックリスト
* 経営資源の7要素
* 6W3H
* 改善の4原則(ECRS)
* 新商品・サービスの10の切り口
* 欠点列挙法
* 希望点列挙法
* 情報収集→熟考→時間を置く
* 発想の5つのルールを守る
* 固定観念を壊す
【ポイント】
アイデアが出ないときは、
「自分には発想力がない」と考えるのではなく、
* 情報を増やす
* 視点を変える
* 発想法を変える
* 時間を置く
など、考え方を変える。
⑧ 企画書の3×3の法則
企画書は、
「読まれる」
↓
「理解される」
↓
「採用される」
という3段階をクリアする必要がある。
① 読まれる
まず、相手に読んでもらう。
↓必要なこと
* 外見・体裁がよい
* 簡潔である
* 文章が正確
② 理解される
読んだ相手に内容を理解してもらう。
↓必要なこと
* 論理的である
* 内容が正確である
* 具体的である
③ 採用される
「この企画を実行しよう」と思ってもらう。
↓必要なこと
* 要件を満たしている
* 面白い・興味深い
* 相手の要望に沿っている
【重要ポイント】
* 企画書は最初から完璧に書こうとしない
* まずは人の企画書をまねする
* 企画書を書くことで発想力も鍛えられる
* 発想力には6つの要素がある
* オリエンではオープン→クローズド→オープンで質問する
* オリエンにはチェックリストを持っていく
* 企画書は7ステップで作る
* いきなり文章を書かず、まず情報収集・整理をする
* 情報には「マクロ情報・企画補強情報・実行必要情報」がある
* アイデアが出ないときは発想法や視点を変える
* 良い企画書は「読まれる→理解される→採用される」
* 最終的には、相手の課題・要望を理解して、それを解決する具体的な企画にすることが大事