あらすじ
「妻として迎えるなら、貴女以外にいないと思った」
没落令嬢のレイラは、初恋の資産家軍人シルヴェストルからの救いの手を取り契約結婚するも、初夜すら済まさない仮面夫婦のまま3年が経った。そっけない夫に離婚も間近かと予想するレイラだが、彼は暴漢に襲われ、怪我が元で彼女と出会ってからの記憶を失ってしまう。「俺の妻は可愛いな。もっと、可愛がってやりたくなる」記憶喪失になった途端に、彼は甘い言葉でレイラを口説き溺愛し始め!?
書き下ろし番外編も収録!
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
感情タグBEST3
サクッと読めます
前半の重苦しさが嘘のような後半のスピード感。
療養に送られたヒロインの父親、後半全く出てこなかったのはヒロインが親の呪縛から逃れられたという暗示なのでしょうか?正気に戻ったのなら、一言ぐらいヒロインへの謝罪の言葉が聞きたかった。
お酒には気をつけましょう。
記憶喪失もの
実家が没落し実父は酒浸りのアル中で借金まみれ。少しでも返済するために伯爵令嬢でありながら食堂で働くヒロイン。ヒーローの指輪を拾ったことで2人は知り合います。ヒロインを借金取りから守るため契約結婚する2人。ヒロインはヒーローに惹かれているので初夜も敢行するつもりでしたがヒーローから素気なく「子供を抱くつもりはない」と拒否され翌日からは別居暮らし。10歳以上も年上なのにもう少し配慮がないかなぁと。成長したヒロインに惚れて玉砕覚悟で告る気だったっていうのもなんだかなぁ。記憶喪失になってからの二人は好きでしたがそれ以前のヒーローはあまり好きではありませんでした。